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スタッフ気まぐれブログ

【パパ育休 #4】子育てをサポートしてくれる場所や人たちと出会いました

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

一か月検診を終えて、お出かけデビュー

こんにちは。営業課長のしんどうです。
 
子どもの一か月検診も無事終わったので、
最近は少しずつ外へのお出かけをするようになりました。
 
子どもにとって、外の環境に慣れる良い機会になることはもちろん、
私たち夫婦にとっても、大切なリフレッシュの時間になります。
 
外を歩くときは、なるべくゆっくり歩きながら、子どもの興味がありそうな
場所では、立ち止まってしっかり見せます。
 
その時は、その場所や状況を言葉にして子供に聞かせてあげています。
目に見える情報だけでなく、風、温度、においなども描写しています。
 
また、夫婦の会話も家の中とは異なりますね。ダブル育休なので
一緒にいる時間は長いのですが、家よりも外で会話すると、
内容も変わり、いい気分転換になります。
 

出産後初の美容院は、家族3人で


産休から2か月以上…妻が待ち望んでいたイベントの一つです。 2人で同じ美容院へ予約を取ったのですが、夫婦で代わりばんこに子どもを見る必要がありました。 予約の際に詳細をお伝えしたところ、余裕をもって2名で4時間も確保してくれるほか、授乳スペースまで確保してくれました。 美容師さんと子育てについてのお話も弾み、子どもがいるから早くしなきゃ…と焦ることもなく、夫婦で心地よい時間を過ごすことが出来ました。 なにより、思った以上に妻が喜んでくれたのが嬉しかったです。お母さんの幸せは、子どもの幸せ、ひいては家族の幸せ。美容師さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

「児童館」はとにかくおススメ


心も体もスッキリしたところで、次に向かったのは児童館。 市役所でもらった地図を片手に、徒歩15分のところ「六甲道児童館」に行きました。https://www.facebook.com/rokkoumichijidoukan/ 普段は予約なしの自由解放ですが、コロナ禍のため曜日ごとに年齢制限が設けられていました。 子どもが生まれる前は、ほとんど縁のなかった児童館。しかしいざ子どもが出来てみると、そのありがたさたるや…。 まずは、授乳室の設備も充実しています。幼児や小学生だけでなく、乳児のためのサービスもしっかりしていることにビックリしました。 絵本の貸し出しも無料で行ってくれるのですが、その場で読み聞かせをすることもできました。乳児と一緒にいるときは、図書館や本屋さんよりもゆっくり過ごすことが出来ました。 

児童館は、ママ友パパ友との情報交換の場にも


夫婦そろっての育休はまだまだ少ないせいか、親子3人で来た私たちは、その時ちょっとした人気者に(笑 児童館の設備もさることながら、他の方と子育ての悩みや不安を共有できる救いの場です。 子育ては孤独ではないことを肌で感じることができます。また、少し上の子どもを観察できるし、育児の情報収集ができます。 また大人だけでなく、子ども自身にとっても、他の子どもを見て、真似をしたりするいいきっかけにもなると思います。実際、うちの子は他の子のズリハイやハイハイをよく見ていました。 周りの方に話を聞くと、1~2か月は外に出ようとする余裕がなく、結局のところ、4か月くらいから児童館に足を運ぶ方が多かったです。 とはいえ、こうして実際に児童館を体験した身としては、1~2か月の早い時期からでも、児童館はおススメです。

子連れOKのコワーキングスペースなんてあるんだ!


最後にもう一つ。近所で魅力的だったのが、「親子でいけるコワーキングスペース」です。 2時間500円で、Wi-Fiとコンセントの使用もOK。子どもと一緒にデスクワークするには、この上ない環境です。 授乳室が備えてあることはもちろんのこと、場合によっては提携するベビーシッターを呼べるサービスも! https://plus-one.space/

子育てをサポートしてくれる場所は、思った以上にたくさんあった

ちょっとした気分転換のつもりが、
子育てする親にとって嬉しい環境がこんなにたくさんあることを
初めて知りました。美容師さんの心遣いもとても嬉しかったです。
 
地域によって施設の数やサービスの差はあるかもしれませんが、
ぜひみなさんも、お近くの施設を調べてみたり、
お散歩がてら近所の探索をしてみてください。
 
ダブル育休だからこそ楽しめることもありますが、
そうでなくとも、新しい発見や嬉しい出来事が盛りだくさんでした。

しんどう

ウッディプッディの営業課長。現在は夫婦2人でダブル育休生活中。

【パパ育休 #3】生後1ヶ月の娘との過ごし方

こんにちは。営業課長の進藤(育休中)です。

娘が誕生してから、そしてぼくたち夫婦が「親」という

あたらしい世界に足を踏み入れてから、1ヶ月が経ちました。

数々の初体験と、極度の寝不足に戸惑う毎日。

しかし、夫婦2人で育休を取得できたからこそ、

一番大切な時期に心と時間の余裕を持って過ごすことができています。

誕生したばかりの子どもは、まだ何もできない非力な存在…。

どこかでそんな風に思っていましたが、1ヶ月間生活をともにするうちに、

非力どころかものすごいエネルギーで日々成長を遂げていることを、

身をもって実感しました。

1. 触れる時間が、子どもの心を育てる

生まれたばかりの赤ちゃんの五感で、

いちばん初めに発達する感覚はなんだと思いますか?

正解は、「触覚」です。

まだ体温調整をすることはできませんが、

周囲の温度の変化や、ものの感触はしっかりと認識できます。

そして、温かいものや柔らかいものなど、

心地よいものに触れると、

赤ちゃんの脳内で「オキシトシン」と呼ばれる

ホルモンが分泌されます。

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「幸せホルモン」

と呼ばれ、安定した情緒の形成に不可欠です。

喜びや安心を感じるほど、オキシトシンが分泌されやすい

脳に育ち、ストレスへの耐性や、良好な人間関係の構築など、

その後の人生に大きく影響します。

特に生後1年は、脳がもっとも発達する時期。

この時期にしっかりとオキシトシンを分泌させるためには、

肌と肌で触れ合うスキンシップが一番大切です。

それに、お父さんお母さんだって、

赤ちゃんに触れる時ほど幸せな時間はないですよね。

もしかすると、娘以上にぼくたち両親の方が

たくさんオキシトシンをもらっているかもしれません(笑

2.言葉が分からなくたって、目を見てたくさんお話ししよう

赤ちゃんは、「触覚」についで「聴覚」も

しっかりと発達しています。

時々、お母さんのお腹の中でいろんな音が

聞こえたよ、と言う子もいますね。

聴覚は胎児の頃から発達する器官で、

生まれた頃には微妙な音の違いも

しっかりと聞き分けることができます。

言うまでもなく言葉の意味は伝わりませんが、

その背景にある思いはしっかりと伝わります。

先ほど述べた肌のスキンシップと同じく、

声をかけることによっても、赤ちゃんは

安心を感じることができます。

赤ちゃんへ声かけをするときは、

1. 少し高めの声で

2. ゆっくり

3. 抑揚をつけて

4. 言葉に合わせて体に触れる

この4つを大切にしています。

まぁ、大抵の場合、赤ちゃんに

話しかける時って、自然とこうなりますよね(笑

加えて、ぼくは娘に話しかけるとき、

なるべく正面から顔を合わせて、

目を見て話します。

触覚や聴覚に比べて発達の遅い「視覚」ですが、

それでも、視覚的なコミュニケーションも

軽んじてはいけません。

初めの1ヶ月は20cmほどの距離がぼんやり見える程度。

なので、ほどほどの距離で、

顔を見ながら話をしてあげましょう。

人の顔は、特に興味を引くようです。

いつも見る顔=安心できる人と認識したり、

お父さんやお母さんの違いが徐々にわかったり。

初めはキョロキョロと視線が定まらなくても、

少しずつ自分の意思で見る対象を認識し、

じっと見つめることができるようになります。

3.お家探検で、いろんなものを見聞きしよう

「触覚」、「聴覚」、「視覚」を使った複合的なコミュニケーションは、

お散歩がぴったり。とくに僕が実践しているのは、そこらじゅうを歩きながら、

色々なものを言葉で表現することです。

例えば、家の中。

私たちにとって見慣れた風景も、赤ちゃんにとっては探検そのもの。

抱っこしながら、あちこちを歩き回ります。

台所の小川、トイレの泉、お風呂の滝、物置ジャングル…。

それぞれの場所で、どんなものがあるか、どんな音がするのか、

言葉にしたり、音を出したりしながら、コミュニケーションをとります。

ちなみにうちの娘のお気に入りは、お風呂場やトイレ。

水の流れる音を聞くと、いつも落ち着いた様子を見せてくれます。

というわけで、生後1ヶ月間の娘との生活を振り返ってみました。

親のちょっとした心掛けが、子どもの成長を大きく助ける

ということを、改めて実感できますね。

しかし、常に良い行動をと意識すぎるあまり、

お父さん・お母さんが疲弊してしまっては本末転倒です。

そもそも、自分の子どもに対する愛情を持ってさえいれば、

自然と子どもにとっては安心できる時間になるもの。

子どもだけでなく、親子一緒に感じる幸せこそ、

何よりもの宝物です。

みなさんのご家庭では、生まれたばかりのお子さんとの時間は

どんな風に過ごしていますか(いましたか)?

おまけ

手作りのメリーで一緒に遊ぶぼくと娘。

軽くて安い「おはながみ(薄葉紙)」で作りました。

常に一定のリズムで動かすより、

うちわなどで不定期に動かすと

「うごいた、うごいた!」と、

足をバタバタして楽しそうに反応します。

娘の好みを探るため、色々なメリーを試行錯誤で

作っていますが、妻の方が完成度が高いです。

ぼくの手作りメリー
妻の手作りメリー

進藤(スタッフ)

ウッディプッディの営業課長。現在は育児休暇でお休み中。

【パパ育休 #2】コロナで再認識した、夫婦揃って育休を取ることの大切さ【スタッフブログ】

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

みなさんこんにちは。

営業課長(育休1ヶ月目)のしんどうです。

 

梅雨らしい天候が続きつつ、晴れた日は夏の到来を思わせるような暑さになる日も増えました。

 

どうか、熱中症などの体調管理に気をつけてお過ごしください。

 

里帰りしない、子育てをゼロから共有する夫婦2人のダブル育休

 

つい先日、国会で「改正育児・介護休業法」が可決されました。

 

これは男性の育休取得率を2025年までに30%まで引き上げることを目標に掲げたもので、特に注目を集めた内容は「企業は男女問わず社員に育休の意思を確認する義務がある」というものです。

 

合わせて、来年2022の秋頃には、男性にも最大4週間の産休が取得できる「男性版産休」の施行が想定されているとのこと。

 

うーん…。確かに、子育ての環境向上にとって着実な一歩ではあるかもしれません。ですが内容を見る限り、最終的な判断は企業に委ねられるため、全ての夫婦がしっかりと育休を取得できる…というわけではなさそうですね…。

 

現時点ではまだまだ、男性の育休取得率は低く、十分な子育ての環境が整っているとは言えません。その状況に輪をかけて、現在世界に蔓延するコロナは、子育てにも大きな影響を及ぼしています。

 

例えば「里帰り出産」もその一つ。出産前後で実家のサポートがあるなしでは、雲泥の差。近所ならまだしも、実家から遠く離れて暮らしている家庭にとっては、サポートが非常に限られてしまいまいます。

 

かくいう私たちしんどう夫婦も、実家はいずれも遠く離れており、この状況下ではとても里帰りはできません。両親は齢70を超え基礎疾患を持つため、ただでさえ体力がない中、コロナ感染のリスクも高めるようなことはできません。

 

なにより、おじいちゃんおばあちゃんに孫を抱っこさせてあげることもできない悔しさから、ただただ歯痒い気持ちが募ります…。

 

しかし、コロナになる前から「夫婦揃って育休を取得しよう!」と決めていたので、コロナによるさまざまな影響は受けているものの、しっかりと対応しながら子育てに専念することができてい流ように思えます。

 

もとより「妊娠、出産、育児まで、ゼロから二人で共有したい」という妻の強い要望があったため、コロナの産むに関わらず、2人で子育てに取り組む心構えができていました。むしろコロナによる様々な影響を目の当たりにするほど、夫婦でしっかりと育休を取り、力を合わせて子育てに専念することの重要性を再認識できています。

 

もし妻だけの産休を前提としていたら、コロナによって実家のサポートも受けられず、また私も子育てに十分な時間を割くことができず、妻と子どもへの負担が今よりずっと大きなものになってしまっていたのかもしれません…。

 

しかし、現にそのような状況下で子育てに奮闘する方々も、決して少なくないはず…。たとえコロナがあろうとなかろうと、1日も早く、男女分け隔てなく子育てに専念できる環境が整うことを願うばかりです。

 

会社では「おもちゃコンサルタント」という資格を生かし、保育やおもちゃのプロとして業務に携わってきた私ですが、こと自分の子どもとなると、一人の「パパ初心者」に他なりません。

 

妻を支えるために取得した育休のつもりが、もしかしたら僕が助けられてばかりになってしまう…なんてことにはならないよう、親子で一緒に頑張ろうと思います!

ライター:しんどう(スタッフ)

ウッディプッディの営業課長。おもちゃコンサルタント。2021年5月、第一子の誕生と同時に男性社員として初の育児休暇を取得。初めての子育てと育休についてつづっています。

新米おもちゃデザイナーの先生は、一歳の子どもたち?『はじめてのつみき おとつむ』開発ウラ話

 

 みなさんこんにちは!ウッディプッディのおもちゃデザイナー(育休中)の山本です!

 前回は初めてのスタッフブログで、ただの自己紹介ながら緊張して書きましたが、たくさんの方にお読みいただけて、とても嬉しいです!

 2回目となる本日は、ウッディプッディの大人気商品『おとつむ』が誕生した舞台裏を、ちょっとだけお見せしたいと思います。

初めてのおもちゃ作りは「音の見えるつみき」

https://www.youtube.com/watch?v=OwLZWj3ymCE

 このプロジェクトを担当したのは入社して間もない頃でしたので、先輩方のサポートなしでは到底成し得ませんでした。とにかく必死になって作っていたことを覚えています。

 おとつむを企画してた2016〜2017年当時は、小さなお子様向けに、振ると音のなるつみきが流行っていました。つみきの中が空洞になっていて、振ると「カラカラ」と可愛い音がするものが主流ですね。

 つみきが遊べるようになる1歳前後の子どもは急速に五感が発達する時期で、個人差はあるものの、特に音への関心が強くなる時期です。自分で掴んだり振ったりと、五感をフル活用する遊びは、子どもたちの成長に欠かせません。

 「音がするつみきはたくさんあるけど、みんなにもっと楽しんでもらうにはどうしたらいいだろう…?」

 「つみきは大きくなるまでずっと遊べるおもちゃだから、丈夫で長く遊べる方が親御さんも安心できるだろうな…」

 おもちゃデザイナーとして駆け出しの私にとって、おもちゃ作りは楽しい反面、乗り越えなければならない課題がたくさんでした。

 そんな中、ついに辿り着いた一つのコンセプトが「音の見えるつみき」でした。振るとつみきの一部が動いて、木のおもちゃならではの優しい音とともに、見た目の変化も楽しめます。触覚と聴覚に加えて、視覚で楽しむ要素が増えることで、もっと夢中になって遊んでもらえるのでは…?

 さっそくサンプルを作り、実際に小さなこどもたちに使ってもらうことに。結果は…、思った通り!音だけのラトル(振ると音がするおもちゃ)に対して、音の発生源が目で見てわかるラトルの方が、より夢中になって遊んでいました。

こどもたちが教えてくれた、おもちゃの「色」の大切さ

 

 この時、私たちが気づかなかったことをもう一つ、子どもたちが教えてくれました。それは、子どもたちは音より先に「色」に関心を示すことです。

 「おとつむ」はカラフルで可愛らしいつみきですが、当初はむしろ塗装を施さず、ナチュラルな木の見た目を活かしたおもちゃにするつもりでした。ナチュラルなつみきは、イメージに囚われず自由な型を作れる上、好みに左右されにくいので、当然これがいいだろうと思っていました。

 しかし、実際にそのおもちゃで遊ぶ子どもたちは、塗装のないつみきよりも、塗装のあるつみきの色に反応し、そこから掴んだり、振ったりと、本来の遊びに入っていきました。いくらつみきに工夫を重ねても、子どもたちに興味を持ってもらわないことには、なんの意味もありません。

 モニターの子どもたちから多くのことを学びながら改良を重ね、2017年9月、「はじめてのつみき おとつむ」として、私の作ったおもちゃが初めて世に出ました。 

 

お母さんになって感じること

 発売から3年以上過ぎ、今では多くのお客様にお楽しみいただいています。中には、遊んだ感想や気になった点などをレビューに丁寧に書いてくだるお客様も多く、とってもありがたいです…。

 そして何より、娘さん・息子さんが「気に入って毎日遊んでいますよ!」なんて素敵な言葉をいただくと、もう…感無量です。

 今だからおはなしできますが、実は発売直後はあまり売れ行きが好ましくない時期もあり、「ダメだったかな…」と焦る時期もありました。しかし、徐々にたくさんの方にご購入いただき、ご感想やレビュー、SNSでの投稿も増えていき、今では「開発して本当に良かった!」と感じています。

 そして母になった今、おもちゃの安全性や、発育に応じた工夫のありがたみを実感できるようになりました。大きなつみきなら早いうちから遊べるので、安全で長く遊べるものほど、愛着が湧いてきます。世の中には魅力的なおもちゃがたくさんありますが、たくさん買うと家の中が狭くなってしまうし、決して安いものではないし、子供にも一つ一つを大切にしてほしいので、「おとつむ」のように、一つのおもちゃでも色々な楽しさが含まれているとありがたいです。

 7か月になる息子くんと遊んでいると、やっぱり木玉が中に入っていて見えないラトルよりも、外にカタカタなるパーツがついていたり、くるくる回る仕掛けのあるラトルの方が食いつきがとてもよく長い時間遊んでいます。

 「やっぱり見える方が楽しいんだ〜」と眺めている時、ふと「私が作ったおとつむ…渡したらどんな反応するかな…?」という思いが浮かびました。

 というわけで、次回は「お母さんが作ったおもちゃを、実の息子くんに渡したら楽しんでもらえるのか!?」といった感じのテーマで書いてみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

「はじめてのつみき おとつむ」

1歳頃から楽しめる「ふる」「ならべる」「つむ」遊びはもちろん、少し成長してからは「はめる」「形作り」「ごっこ遊び」もOK。小さな頃から、大きくなるまで、長く安心してお楽しみいただけるつみきです。

ご購入はこちら

ライター:やまもと(スタッフ)

ウッディプッディーのおもちゃデザイナー。現在は育児休暇中。

【パパ育休】#1 営業課長の育休生活がはじまります

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)
  皆さんこんにちは。いつも弊社のコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。  私はウッディプッディで営業課長を務める進藤匡史(しんどうまさし)と申します。この度、会社のウェブ担当から「スタッフブログ書いてもらえませんか?」と突然執筆を任され、右も左も分からない中、初めての原稿を書いています…(笑 ちなみに、↑のイラストが私です。 色々と考えたのですが、私のブログテーマは、ずばり「男性の育児休業」です。  わたくしごとですが、つい先日第一子となる女の子が誕生し、それに伴い「育児休業」を取得させて頂くことになりました。  ちなみに日本における育児休業の取得率は、令和元年10月の調査時点(※)では、女性が83%に対し、男性は7.3%と、男女平等が叫ばれて久しい中でも、まだまだ男女間で大きな隔たりがあるのが現実です。 ※参照:厚生労働省「令和元年度雇用均等基本調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r01/06.pdf  そんな中、半年~1年という長期休業を申請しました、これを機に、一人の社会人、そして一人の父親としてのリアルな「育休」を記録していきたいと思います。  ですが、まだ育休が始まったばかりでお話しすることがまとまっていないので、今回はカンタンに私の自己紹介をさせてください。  改めまして、進藤匡史と申します。千葉県船橋市出身の38歳で、ウッディプッディへの転職をきっかけに神戸に引っ越してきて、今年で13年目になります。  保育園の頃に「おもちゃ屋さんになる!」と決意し、大学では工業デザイン学科のプロダクトデザインを専攻、卒業後は東京のおもちゃメーカーに営業兼オンラインショップの店長として3年ほど勤めたのち、現在のウッディプッディに転職、現在に至ります。  また、おもちゃ愛が高じて「おもちゃコンサルタント」という資格も取得しました。ざっくり説明すると、この資格は『認定NPO法人芸術と遊び創造協会』が認定していて、『東京おもちゃ美術館』に通いで受講した資格です。ここでは、子どもの発育段階に応じて、どのようなおもちゃや遊びが、その時々の子どもに適しているかを深く学ぶことができます。  そんなこともあり、本職は営業ながら、部署を超えておもちゃの企画開発にも深く携わってきました。そして、前述の通り今年2021年5月の長女出産と同時に、人生初の「育児休暇」を取得し、現在に至ります。  特に今はコロナ禍という、前代未聞の状況における育児休暇です。私の住む神戸は、東京や大阪と同じくらい多くの感染者数が問題となり、現時点(2021年5月7日現在)は非常事態宣言下にあります。しかし、このようなイレギュラーな状況だからこそ、育休が私たちの生活にとってどのような意味をなすのか、私自身とても深い関心を持っています。  とはいえ、父親としての生活が始まったばかり。長年おもちゃコンサルタントとして、おもちゃや子どもの発育について学んできた私ですが、いざ自分の子どもとなると、子どもに関するどれもが新鮮で、毎日が喜びと不安の連続です。そんな新米パパではございますが、実体験を通して育休の大切さや、子どもとのかかわりについて、皆さんと共有できれば幸いです。  そして、このコラムをきっかけに、子育ての楽しさや育休の大切さが一人でも多くの方にお伝え出来たら、こんなに嬉しいことはありません!  長くなりましたが、これから時々更新していきますので、何卒応援のほどよろしくお願いいたします。 しんどう

↑私と生まれて間もない娘。幸いにも出産に立ち会えたものの、それ以降はコロナ対策で病院に入れなかったので、数日ぶりの再会でした。

進藤匡史(しんどうまさし)

ウッディプッディの営業課長。おもちゃコンサルタント。2021年5月の長女誕生を機に、現在育児休暇中。1人の男性、そして1人のパパとして、育休の体験記録をスタッフブログとしてつづります。

【おもちゃデザイナー子育て】#1 おもちゃデザイナーお母さんになる【新米ママ】

ウッディプッディコラムをご覧いただいているみなさま、初めまして!

ウッディプッディで商品企画を担当している山本多代子と申します。

現在は6か月になるわが子とともに育休中なのですが、本日より時々、スタッフブログを書かせていただくことになりました。

私のブログでは、育休中の子育てのことに加えて、デザイナーの立場から、あんな商品やこんな商品の開発秘話などを、みなさまにこっそりお伝えしていきたいなと思っています。

今日はその第一回目として、わたくし山本について、カンタンに自己紹介をします!

昔から絵を描いたり紙で何かを作ったりするのが大好きな子どもだった私が、おもちゃのデザインを好きになったのは、専門学校の課題で取り組んだことがきっかけです。

その課題ではクレヨンやブロックなどを作成したのですが、おもちゃ作りを通して「子供の発想力ってこんなに自由で面白いんだなぁ~!」と感動したことを今でも覚えています。

実際に保育園へお邪魔して子供たちと一緒に遊んだり、卒業制作展で私のブロックモデルで小さいお子さんがずっと真剣に遊んでくれている様子を見たりするうちに、

「デザイナーになって、もっとたくさんの子どもたちに喜んでもらえる素敵なおもちゃを作りたい!」

という思いが募り募って、おもちゃデザイナーになることを決心しました。

学生時代からおもちゃに興味はあったものの、その頃は新卒でおもちゃデザイナーの求人はなかったため、まずは経験を積むために、学校求人にあった大阪の化粧品会社へ就職しました。

その後、今の旦那さんと一緒に住む事になり、兵庫で転職先を探している時に、たまたまウッディプッディに出会いました。

木製玩具に特化していて、とても温かみがあって素敵な商品ばかりだったため、学生時代からの憧れもあり、「ここでおもちゃを作りたい!」と思い、面接に臨みました。

昔からおもちゃ作りの仕事に対する思いが人一倍強かったこともあり、入社が決まった時は旦那と2人でとても喜んでいたことを覚えています。

入社してからこれまでに、「おとつむ」「さかなつリバーシ」「スウィーツセット」「ウッディカメラ」などを担当してきました。

企画開発の業務は、市場のおもちゃの研究から新規・リニューアル商品の企画、おもちゃの設計、イラスト、パッケージのデザインなど、おもちゃ作りに関わる全ての作業を行います。

「おもちゃのデザイナーってとにかく楽しいんだろうなぁ!」と思い入社しましたが、実際は苦悩苦悩の毎日でした…。

小さいこども達に安心して遊んでもらうために、おもちゃには数々の決まりがあり(玩具基準ST)、これを守りつつデザインも可愛くして…できる限りお求めやすい価格にもしたいからコストも抑えて…こども達が喜んでくれるデザイン…と、悩みに悩みながら、一つ一つ商品を作っています。

そんな苦悩の連続の末に生み出されたおもちゃですが、お客様に買って頂いて、「子どもたちが楽しく遊んでいます!」などの感想を頂くと、「頑張って作ってよかった~!」と苦労が報われます。おもちゃデザイナーとして一番嬉しい瞬間ですね。

時々、インスタで自分の作ったおもちゃで遊ぶお子様たちの写真を見つけては、毎度ニヤニヤとしています♪

そして入社して4年半、ついに私も一児の母になりました。

よりたくさんのお客様に遊んでもらうことはもちろんですが、これからは息子くんに私がデザインしたおもちゃや手作りのおもちゃで遊んでもらう事が何よりもの楽しみです!

息子くんはおもちゃを気に入ってくれるだろうかと、ドキドキします(笑

これから息子くんがおもちゃとどう接してくれるのか今から楽しみです!

長々とお付き合いありがとうございました。

こんな新米ママですが、今後ともどうぞよろしくお願いします!

この記事を書いた人:山本多代子

ウッディプッディでおもちゃデザイナーを担当しています。2020年10月より育休中をとり、初めての子育てに奮闘中です。担当した主なおもちゃ:おとつむ、スウィーツセット、さかなつリバーシなど。