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ウッディプッディコラム

おままごとキッチンに迷ったら『コンパクトキッチン』を試してみて!

みなさんこんにちは。

知育ブロガーの節子日記と申します。

みなさんのご家庭で、「おままごとキッチン」は使っていますか?

子どもの成長に比例して、おもちゃに求めるクオリティもだんだんと上がってくる。そんなとき、おままごとキッチンがあるとぐっと楽しみが広がります。

しかしこのおままごとキッチン、本格的な遊びが楽しめる一方で多くの方が直面する問題があります。それは「サイズがかなり大きい」こと。価格もさることながら、その大きさはもはやひとつの家具。初めはかわいいと思っても、次第に圧迫感を感じて後悔する方も少なくないでしょう。

かくいう私の家にも、ひとつのおままごとキッチンがあります。といっても、テーブルの上に置いて遊べる、小さくてかわいいキッチンです。その名も『コンパクトキッチン』。そのままですね(笑

「小さいから良いってもんじゃないでしょ」と感じる方もいらっしゃるはず。なので、今日は実際に我が家で使用した感想を率直にお伝えしたいと思います。

1.場所を取らないコンパクトさ

1番のメリットは、その名の通りサイズが小さいこと。

一般的なおままごとキッチンは、良くも悪くもその「大きさ」が特徴です。初めこそ楽しく遊べますが、子どもが大きくなるまでの数年間、常に家の中に置きっぱなしで、次第に圧迫感を感じたり、遊ぶ頻度が減るにつれて、ただの物置と化してしまいます

対するコンパクトキッチンは、家の収納スペースにもすっぽり収まるかわいいサイズ。遊ぶ時だけ取り出して、遊び終わったらすっと片付けて、おしまい。遊ぶ時以外は、部屋のスペースを常時広々と確保することができます。

2.子どもが持ち運べる軽さ

小さなサイズによるメリットは、単に場所を取らないだけでなく、どこでも遊べるところも重要なポイント。

コンパクトキッチンは子どもでも簡単に持ち上げられる軽さと大きさなので、家事をしている間はリビングで、他の時間は子供部屋で一緒にと、その時々の都合に合わせて場所を変えることができます。

お子様の年齢がまだ小さい方には、特に注目のポイントですね。いつも親の目が届くところで遊ばせられるので、他の作業をする時も安心ですよ。

3.身長差を気にせず、ずっと使える

大きなおままごとキッチンは基本的に立って遊ぶため、その高さと子どもの身長の関係がどうしても切り離せません。

購入するタイミングを見誤ると、キッチンに対して子どもがすぐに大きくなってしまい、せっかく買ったのに短期間しか使えなかった…なんてことも。

コンパクトキッチンの場合は小さくて軽いので、椅子やテーブルなど、いろんな場所に置いて使うことが可能です。お子様の身長に合わせて遊べるので、体への負担もなく、成長を理由に泣く泣く手放すこともなく!

さらに、年齢の違うご兄弟やお友達と遊ぶ際には、個々の身長に合わせた場所に配置できるのも良いですよ。複数で遊ぶ場合も、年齢や身長差で仲間はずれになる心配もなく、みんなで仲良く遊ぶことができます。

4.調和の取れたデザインのかわいらしさ

そんな私も、娘が2歳になるまでは大きなおままごとキッチンを使っていましたが、ウッディプッディのコンパクトキッチンに変えて以降、娘のお気に入りは変わらず、今でも現役です。

大きさの差こそあれ、コンパクトで小さなおままごとキッチンはいくつかありますが、その中でもウッディプッディがいい理由は、なんといってもその可愛さ!

木目と塗装部分のバランス、そして色合いの調和が取れいていて、他の食材とのコンビネーションもピッタリ。ウッディプッディのおままごと食材との相性もぴったりなので、食べ物が増えても統一性のある色使いと丸みを帯びた優しい形は、遊ぶ子どもにはもちろん、親目線でも安心して遊ばせることができます。

プラスチック製の製品や他の木製キッチンと比べても群を抜いていて、いつしか母親である私がファンになっていました…(笑

5.一番大切な「遊びの楽しさ」が満載

とはいえ、いくら親が「かわいい」と言ったところで、実際に遊ぶ子どもにとってはデザインなんて大きな差はありません。

しかし、今なお娘のお気に入りとして活躍する理由は、おそらくおもちゃにとって一番大切な「遊びの楽しさ」がしっかりと込められていることだと思います。

一つは、コンロのつまみ。単にくるくる回るだけでなく、「カチカチっ」という心地よい良い音とともに、実物のような手応えがあります。大人でも気持ちいいので、私の娘と同様、子どもたちは病みつきになること間違いなしです。

次に、ホワイトボード。普段はコンロに差し込んであるのですが、取り外して実際にペンで書いたり消すことができるので、お店屋さんごっこの際に注文を取る時などは良いですね。

さらに、ボードはひっくり返すとトレイになっています。付属の料理マグネットも種類が豊富なので、料理に見立てて一緒に使えます。

こんなふうに、細かいところまでしっかり遊びが考えられており、また一人だけでなく誰かと一緒に遊べる機能が、ナチュラルにデザインされているので、没入感を持ってごっこ遊びの世界を楽しむことができます!

まとめ.おままごとキッチンに欲しい要素が、全部詰まっていた!

ついたくさん書いてしまいましたが、それほどウッディプッディのコンパクトキッチンには、親と子ども目線での魅力がたっぷり詰まっています。

たとえ小さくても、本来一番大切な「遊びの楽しさ」がしっかりと備わっていれば、それはまさに万能キッチン!お子様のおままごとキッチンをお探しの方には、ぜひこちらをオススメします!

『コンパクトキッチンと調理グッズ』

場所を取らないコンロ型の木製キッチン。!ウッディプッディの人気おままごと商品を厳選した、すぐに遊べるお得なセットです。

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書いた人:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

ブログ:https://setsukodiary.com/

インスタグラム:
https://www.instagram.com/setsukodiary/

おままごと キッチンは必要?どんなタイプを選べばいい?

みなさんこんにちは!

知育ブロガーの節子日記と申します。

子どもがおままごとで遊び始めたら、食べ物を増やしたり、お鍋を買い足したりしますよね。そして最終的な買い物がキッチンではないでしょうか。

我が家でも、おままごと キッチンは娘の知育遊びの必須アイテムになっています。

しかし、食べ物やお鍋とは違い、キッチンはかさばるので購入するかどうか迷う人も少なくないと思います。

そんなお悩みをお持ちの方に、おままごとキッチンの必要性、メリットとデメリット、また、キッチンをタイプ別にご紹介します!ご参考になりましたら幸いです。

購入のメリット

1.おままごと遊びの幅が広がる

2.コミュニケーション能力が育つ

3.食育に繋がる

なんといっても、遊びの幅と奥深さがグッと増すのがおままごとキッチンのいいところ。

お鍋を火にかけたり、洗い物をしたり、オーブンで料理をしたり、お母さんの普段の料理姿を真似出来るので子どもも大満足です。

また遊びの幅が広がることにより、コミュニケーション能力も育ちます。おままごとで出来ることが増えるので、使う単語も増えて語彙力が上がります。

キッチンを買うと料理の一連の動作を真似することが可能です。

例えば、カレーライスを一緒に作ろう!と提案してみます。キッチンで野菜を洗って、包丁で材料を切って、野菜やお肉を炒めて煮込んでという料理さながらの本格的な流れを一緒にやってみると、子どもはとても興味を持ちます。

そのような料理や食べ物への興味関心は食育に繋がります。

デメリット

・場所を取る

・物が増える

おままごとキッチンに付随するお悩みとして最も多いのは、やはり「場所を取る」ことだと思います。置き場所の確保と処分時の面倒さが一番のデメリットではないでしょうか。

また、キッチンはコンロやオーブンなどが付いているので、遊ぶためには必然的にお鍋やフライ返し、お玉など、小物が増えていきます。それに伴い、費用がかさんでいくというところも気になるポイントです。

しかし、全てのおままごとキッチンがそうとは限りません。特に「場所を取る」というデメリットを補うため、必要に応じたキッチンの選び方を少しだけご紹介します!

キッチンの選び方

A.サイズで選ぶ

1.立って遊ぶ(大きい)

2.座って遊ぶ(コンパクトで小さめ)

B.素材で選ぶ

1.プラスチック

2.木製

買った後で後悔しないよう、おままごとキッチンを選ぶ際には自分の必要に応じた選び方を心がけましょう。

まずは、先ほども説明した場所を取る問題の原因となる「サイズ」。

大きなものは、本格的なおままごとが楽しめる一方、置き場所を確保できない場合はおすすめできません。また、子どもの成長具合によってはすぐにサイズが合わなくなってしまう場合も。

しっかり場所を確保できる場合や、子どもが使わなくなった際にお譲りできる先が分かっているなら、大きい方がいいですね。

一方コンパクトな卓上タイプは、大きなキッチンほどのリアルなサイズ感や収納スペースはないものの、とにかく置き場所に困らないところは嬉しいですね。

片付けやすさはもちろんのこと、場所を選ばず好きなところで遊べる利便性にも注目です。成長に応じて置く場所を変えれば良いので、キッチン台が低くなる心配もありません。

次は「素材」です。

「プラスチック製」は、アルコール除菌で拭いてお手入れするなど、衛生面では利便性に長けています。キッチンの安定感やクオリティはあまり良くないものの、プラスチックは基本的に値段が安めです。

一方、「木製」はやはりプラスチックにはない、自然ならではの温もり感が魅力的。さらに耐久性もあり長く使えるので、プラスチックに比べて高価に感じるかもしれませんが、結果的にコストパフォーマンスは良いと思います。

まとめ:キッチンがあれば知育効果間違いなし!

タイプ別にメリット/デメリットをご紹介しましたが、まとめると個人的には以下のような回答となります。

・おままごとキッチンはあった方が絶対いい!

・「コンパクトサイズの木製キッチン」がメリットだらけ!

想像力が豊かになり、語彙力が付きコミュニケーション能力も育てられるなど、遊びながら知育効果もばっちりです。

我が家では、娘が木製のコンパクトな卓上型キッチンで日々おままごとをしています。家の中に置いた時のサイズ感や木のぬくもり、キッチンの機能性に大満足です。

キッチンのメリットデメリット、タイプを考慮に入れながら、購入を検討してみてください。

そして、我が家で使用しているおままごとキッチンはこちらです!

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次回は、ウッディプッディの『コンパクトキッチン』を使ってみた感想をご紹介しますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

ブログ:https://setsukodiary.com/

インスタグラム:
https://www.instagram.com/setsukodiary/

子どもの学びは「わくわく」から生まれる – しみずみえ

こんにちは!

あそびの専門家、しみずみえです。

前回は「あそびはこどもを賢くするためのもの?〈記事を読む〉」と題して、あそびってもっと肩の力を抜いて、のびのびと楽しんでもいいよね、といったコラムを書かせていただきました。そして2回目となる今回は、その「あそび」そのものについて考えてみたいと思います!

目的よりも大切な「わくわく」する気持ち

さて、ここで一つ質問があります。みなさんは「あそび」と聞いて、どんなことをイメージしますか?

ブロックで何かを作る、おもちゃを使ってままごとをする、ブランコに乗る、あるいはテレビゲームに夢中になる・・・。世代や性別など、人によって様々なイメージを思い浮かべるかもしれませんね。

しかし、小さな子どもたちにとっては、必ずしも目を引く楽しいおもちゃだけが楽しいあそびとは限りません。

たとえば、0歳の赤ちゃんが、カーテンが風で揺れる様子をじーっと眺めていたり、1歳児が、大人のスマホや、メガネや、コップを、1つずつ持ってきて、何度も繰り返し「どーぞ!」と手渡したり、2歳児が、部屋の端から端まで何度も「よーいどん!」と走り続けたり、道路の模様に合わせてはみ出さないよう慎重に歩いたり、買い物に行ってスーパーのカゴを持ちたがったり・・・。

小さな子どもが楽しむあそびって、大人目線では「何が面白いんだろう?」と思ってしまうようなことばかりですよね。

しかし本人たちにとっては、見慣れないカーテンの動きやそこから漏れるキレイな光、ものを手渡すと「ありがとう!」と受け取ってくれる大人たちの反応、全力で走る気持ちよさ、歩ける場所が限られるドキドキ感、大人のように買い物をする緊張感と嬉しさ・・・。

そのどれもが、わくわくに満ちた時間なのです。みなさんの幼少時代を振り返ってみて、そのような記憶や思い出はありませんでしょうか?

私は、あそびとは「目的がなくてもわくわくすること」だと考えています。子どもが「面白そう!」とわくわくして、主体的に行動すれば、それは立派なあそびです。そして子どもたちはあそびを通して、周囲の様々な人やものに触れ合い、世界が広がっていきます。

「わくわく」は日常生活にあふれている

そんな子どもたちのために、私たち大人ができることはなんだろう・・・。

なんて、ムズカしく考える必要はありません。子どもがわくわくしそうなきっかけを与えてみたり、それを見守るだけでも十分です。

例えば、0歳児におすすめのあそびは、触れて話しかけることです。「たーちゃんの、ほっぺたー!」とか、「ちっちゃい、おててー!」とか、触れているものをそのまま言葉にするだけでOK。

家族の手から始め、ガーゼのハンカチ、ふわふわのタオル、木のおもちゃの丸いところなど、家にあるもので触り心地の良さそうなものを見つけたら、そっと、触らせてあげてください。お父さんお母さんと一緒に一つ一つ触ると、安心感とともに新しい出会いを楽しめます。

1歳や2歳頃になると、行動範囲の拡大に伴い、触れたがるものも多々増えてきます。砂や泥、水、葉っぱや木の枝、花びらの多い花や少ない花、粘土、やわらかい紙や硬い紙、毛糸や布、つるつるしたリボン・・・。

触ったり、並べたり、くしゃくしゃにしたり、混ぜたり、何かに見立てたり・・・。

先ほども書いたように、一見退屈そうなあそびでも、子どもは自分なりに試行錯誤したり、想像をめぐらしながら楽しんでいます。ですので、集中して楽しんでいるときは、近くで優しく見守ってあげましょう。

計算や読み書きよりも大切な「学び」

もう少し大きくなると、もはや生活のあらゆる場面が何でもあそびになります。

一緒に買い物に行けば、知らなかった野菜や食材に出会います。大きい・小さい・多い・少ないという感覚も身につきます。お茶を注ぐうちに手のチカラがコントロールできるようになります。イチゴを家族に配るうちに、今日は1人3個ずつだね、なんてことが理屈抜きで実感できるようになります。

大人の真似っこが好きな子どもが多いのは、大人みたいにもっと色々なことができるようになりたい、と思う気持ちの表れだと思うのです。その気持ちを受け止めて、できることを1つずつ増やしていく。

すると、そのあそびはやがて「学び」となって、子どもたちの中に蓄積します。

あそびが学びにつながると言うと、計算や読み書きなどの教科学習的なものをイメージするかもしれません。ですが、遊びを通して得られる学びとは、単純に数値化や可視化できる知識ではなく、新しいものに興味を持ったり、自分でできるようになりたいという好奇心、いわば「学びの土台」のようなものを指します。

日常生活の中で、子どもたちは「あそび」として様々なわくわくするものと出会い、成長するにしたがって、その経験が「学び」となって現れます。

ですので、お父さん、お母さん、または子どもの周囲にいる大人たちには、「発達のためのあそび」にこだわるのではなく、もっと安心して、肩の力を抜いて、子どもたちの遊びを楽しく見守って頂きたいなぁと思っています。

さて、少し長くなりましたが、ここまでとさせていただきます。

今回は主に小さな子が行う日常のシンプルな動作に基づいたあそびをご紹介しましたが、次回はおもちゃを使ったあそびについてお伝えしたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

しみずみえ

こどもの育ちとあそびの専門家。 玩具メーカーでの企画開発、KCJ GROUP 株式会社での『キッザニア東京』の創業、こども向け体験講座の企画運営、保育園の立ち上げ支援などに携わる。 現在は、あそびを通して、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し、こどものための遊びプログラムの提供、およびどもに関わる大人のための講座や研修を行う。

【関連サイト】 こども×おとな×しごとプロジェクト
https://kocp.net/

【書籍】『あそびのじかん―こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方(英治出版)』https://www.amazon.co.jp/dp/4862762174/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_S03Z6ZBCF3M0JT4C8DG3

はじめてのおままごと『きらきらコスメセット』で遊んでみた! – 齊藤由佳子

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12種類の豊富なコスメが揃ったおままごとセット。パステルカラーと木の風合いが織りなすナチュラルな雰囲気は、年齢性別を問わずお楽しみいただけます。


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 みなさんこんにちは!  1歳8ヶ月の子どもを育てながら保育士をしている齊藤と申します。お母さん、そして先生である私自身も大のおもちゃ好きで、「おもちゃコンサルタント」という資格を取得するほど!  公私ともに様々な観点から子どもとおもちゃに携わり、親子で一緒に楽しめる遊びはないかと日々楽しく模索しています。  さて、そんな私の元に、ウッディプッディさんから今秋発売予定のおままごと『きらきらコスメセット』が届きました!みなさんより一足先に遊ばせていただき大変恐縮ですが、その分、子どもたちの反応や私自身の感じたことをしっかりご紹介させていただきます! 

オシャレの追求に年齢なんて関係なし!

  おいっこ・めいっこたちが集まった9月某日。「新しいおもちゃが届いたよ〜!」と呼びかけると、「コスメ」の文字に大興奮の女子2人。幼稚園児と小学生といえど、オシャレを追求する感性に、年齢は関係ないのかもしれませんね。  箱を開けるや否や、パーツの個包装を開封する時点からすでに取り合いが始まりました…(笑。あっというまにおもちゃの世界へまっしぐらです。 

  全12種類とバリエーションに富んだセットにもかかわらず、一つ一つ手にとって器用にお化粧ごっこが始まります。メイク道具の使い方を教えていないのに、この年齢ですでにここまで理解しているとは驚きです。  内ポケットがついたポシェットは、種類やサイズに応じた収納が可能です。「お化粧品はこっちで、くしと鏡はこっち」と、2人で仲良く綺麗に収納…できればよかったのですが、1つしかない貴重なポシェット。取り合いになったのは言うまでもありません。  結果、本日の勝者は幼稚園児(年長)の女の子。肩にかけるベルトがついており、肌身離さず抱えながら、嬉しそうに持ち運んでいました。  お姉ちゃんたちの壮絶な取り合いのさなか、騒ぎを聞きつけてやってきた1歳8ヶ月の息子。彼の琴線に触れたのは、手持ち/卓上どちらにも変化する鏡。鏡の中の自分をじーっとのぞいて、静かに楽しんでいました。 

横目でチラチラ、気になる男の子たち

  ハイテンションな女の子2人の様子を、横目でチラチラと眺めているのは、同じく幼稚園(年長)のおいっこ。興味はあるようですが、やはり少し恥ずかしいのか「ボクはいいよ〜」と、しばらく遊びに混ざるのを躊躇していました。  そこにやってきた、小学1年生のやんちゃなおいっこ。  木製ビーズの指輪をハナに入れようとしたり、チークブラシでとなりの子をくすぐったり、口紅をわざと口以外の場所に塗ったりと、絵に描いたようなおふざけの数々。  しかし私が見るに、彼も先程のおいっこと同じように、興味はあるけど、素直に遊ぶのが恥ずかしかったのだと思います。悪ふざけは照れ隠しの反動のように見えました。  コスメがテーマとはいえ、おもちゃに対する男女の反応にこれほど差が出るかと、改めて子どもたちの遊ぶ様子は面白いなぁと感じました!  

  

いつの間にお店が?自然と始まるお店屋さんごっこ


  それぞれが一通り好き放題遊んだ後は、「お店の人とお客さんになって遊ぼう」と、女の子たちの提案をきっかけにお店屋さんが開店。  ダイニングテーブルの椅子を対面する形で並べ、ヘアバンドを持ってきて、お化粧をする人とされるお客さんに分かれてごっこ遊びがスタートしました。  コスメへの興味はあっても、まだ細かな使い方や順番はわからないので「私はね、いつもこういう順番でお化粧してるんだよ」と教えてあげると、その順番に並べ換え、より本格的なお化粧ごっこへと発展させて行きます。 「どの色にしようかしらぁ〜!」  アイシャドウのパレットをみてどの色にしようかと悩む姿は、高級デパートのマダムそのもの。 こういう動作やセリフは、ホントにどこで覚えてくるのか…(笑 

  さて、そんな様子を見かねてたまらなくなった男子たちも、途中からお客さんとして参戦!お店も繁盛してきました。  お店が混んでくると、店員役の女の子が何やらトランプを持ってきました。一体なにを…なんと、整理券に見立てて、お客さんたちに配り始めました!  「順番がきたら、お呼びしますね」と、まさかおままごとでお客さんの整理まで行うとは…さすがに脱帽です(笑  待ちに待った自分の番がきた男子は、なされるがままにヘアバンドをつけられ、店員さんにお化粧をされるのでした。しかしまだちょっぴり恥ずかしい気持ちが残っていたのか、香水を店員さんにかけてニヤニヤ(笑 それでも、距離を置いたり悪ふざけをしていた先程とは打って変わり、最後は女の子たちと一緒にコスメを楽しむ男の子たちの姿が見られました。 

まとめ:意外にも男女で楽しく遊べる『きらきらコスメセット』

  今回も子どもたちの遊びは大盛り上がりで終幕。女の子は遊びが終わった後も、ポシェットを肩から下げて大切そうに持ち歩いていました(笑  「コスメ」と聞いてはじめは「遊ぶのは女の子だけじゃないかなぁ」と想像していましたが、照れ隠ししながらではあるものの、実際は男の子たちも楽しく遊びに参加する姿が見られ、結果的には男女問わずみんなで楽しい時間を過ごすことができました!  もちろん、子ども同士だけでなく、大人と子どもでも会話が広がります。もし興味がありましたら、みなさんもぜひコスメセットでお子さんとオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか! ↓商品のご購入・詳しいご案内はこちらから↓

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12種類の豊富なコスメが揃ったおままごとセット。パステルカラーと木の風合いが織りなすナチュラルな雰囲気は、年齢性別を問わずお楽しみいただけます。


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【遊びの一口メモ】お化粧のわらべうた

  最後にちょっとだけ。  みなさんは、昔から代々うたい継がれてきた「わらべうた」をご存知ですか?昔の生活の中から自然に生まれた唄で、子どもの話や言葉の延長で作られているんです。  リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、現代の子どもたちにも馴染みやすい唄が多いんですよ。  そんなわらべうたの中に「お化粧」がテーマになったうたがあるので、コスメセットと合わせてご紹介します。 『うちのうらのくろねこが』(メロディーや動きは、Youtube で見れると思います) 


 うちのうらの くろねこが(猫のようにグーにした手を顔の横で上下させる) おしろいつけて(頬紅をつける)べにつけて(口紅をつける) ひとにみられて(手で遠くを見る)ちょいとかくす(その手で目をかくす) にゃー!(いないいないばぁのように手を広げる) 


 猫になりきって頬を触り、口紅をつける仕草をして最後は恥ずかしそうに隠れます。可愛らしい仕草が楽しい、わらべうたのご紹介でした♪ 最後までお読みくださり、どうもありがとうございました! 

ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

【おもちゃレビュー】おもちゃコンサルタントが実際に遊んでみた『はじめてのおままごと スウィーツパーティー2021』

みなさんこんにちは!1歳7ヶ月の子どもを育てながら、保育士をしている齊藤といいます。おもちゃ好きが高じて「おもちゃコンサルタント」の資格を取得し、多くの子どもたちと楽しめる遊び方を模索するため、日々奮闘しています!

そんなおもちゃとこどもたちが大好きな私の元に、先日ウッディプッディの新商品『スウィーツパーティーセット2021』が届きました!今回は小学校一年生の甥っこと姪っこ、幼稚園年長組の甥っこと姪っこ、1歳の姪っこと息子、計6人の子どもたちと、スウィーツパーティセットで遊んだ様子と感想をご紹介します。

さっさと並べたい男の子、じっくり吟味したい女の子

暑さの厳しい8月のある日、部屋に集った子どもたちにスイーツパーティーセットを早速おひろめ!スウィーツのもつ魅力は凄まじいですね。即座に釘付けなる子どもたち…(笑

箱を開けるやいなや、そそくさとケーキスタンドを立てて全てのアイスとケーキをスタンドに乗せる甥っ子。コーンもアイスも、クリームソーダもおかまいなしに、どんどん乗せていきます。

一方、女の子たちはフェルトシートやトレイに、アイスとケーキをひとつずつ丁寧に並べ始めました。

手当たり次第にさっさと並べたがる男性陣と、好きなスイーツをじっくり選びながら手に取る女性陣。幼いながらも男女のスイーツに対する姿勢が全く違っていて、その様子に思わず笑ってしまいました…(笑)

ちなみに、1歳半の息子はクリームソーダがお気に入りでストローを口に入れ美味しそうに食べています♡メロンソーダは子どもたちみんなから大人気でした。

アイス屋さん&ケーキ屋さん開店

ひとしきり触ったり並べたりとそれぞれ遊んだあと、お店屋さんごっこをしたいと子ども達から提案があり、それぞれケーキ屋さんとアイス屋さんに分かれてお店屋さんごっこが始まりました。

ケーキやアイスを売る人、作る人、お客さんとして買いに来る人など、自然と分かれて遊びがどんどん広がります。

アイデアや遊び方も次々出てきて、子どもの目が生き生きとしてきました(私は黒子に徹してサポートに奮闘です!)

おもちゃを介して会話が広がります♪

ごっこ遊びが始まると、子どもたちの世界を再現するため、会話がたくさん生まれます。互いに意見を話しながら、必要なものを一緒に探し、遊びの世界を広げていきます。

「アイス屋さんの入れるの欲しいね」と姪っ子。

おそらくショーケースに並んだケーキを想像しているのかなと思い、冷蔵庫から持ってきた卵のパックを渡すと、チョキチョキと上手にはさみを使い、蓋と土台を分けてあっという間にケースを作ってしまいました。しかも、アイスパーティーのアイスもピッタリサイズ!

子どもの想像力と行動力にはいつも驚かされます。上手にサーバーを使い、すっかり立派なアイス屋さんになりました。

「混ぜるやつがほしい!」

次は自らキッチンへ向かい、ボウルとしゃもじを見つけてくると、アイスを入れてクルクルとかき混ぜ始めました。

「塩入れよう!」

トッピングを塩に見立て、ボウルに入ったアイスに振りかけて調理をしています。

「看板とチラシもあったらいいねー」

小学生の2人は看板とチラシ作り。最近学校で習ったひらがなを使って、上手に描いてくれました。

アウトプットは記憶に定着させるには1番の近道。学校で学んだことを、遊びの中で自然と活かすことができました。


そして先ほどの折り紙でできたお塩は、小学生たちの手で見事なトッピングに変身!卵のパックをトッピングケースに、どんどんとバリエーションが増えていきます。ずいぶんと本格的になってきました…。

気がつくと、テーブルは看板が設置された立派なお店に。「どれがいいですかー?」と、付属のメニュー表や自作のチラシを見せてきます。

さらに自分で作ったチラシをみせて「こちらがおすすめですよ!」と、大人顔負けの接客クオリティを披露してくれました。

『スウィーツパーティーセット』の名前の通り、子どもたちの手によって楽しいスウィーツの世界が展開されました。

男の子も女の子もそれぞれの興味や得意なことを活かして、みんなで思い切り楽しむことができました。

一人でも、みんなでも、そして男の子でも女の子でも、世界がグングン広がる素敵なおままごとでした!

おままごと遊びで大切な、大人の役割

最後に、子どもたちがおままごと遊びをもっと楽しむために、大人の人にできるポイントを私なりにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

1.基本は「見守る」姿勢を大切に。子どもたちだけでは難しいと判断したら、必要な材料や環境など、手助けをしてあげましょう。

2.一気に全部渡すと、その分すぐに飽きてしまいます。小出しに渡していくと、一つ一つを長く楽しんでくれますよ。

3.子どもたちに負けないくらい、大人も一緒に楽しみましょう!大人が楽しいと、その分子どもたちは安心して、のびのびと遊びを楽しむことができます。

まだまだ続く厳しい暑さ。そんなときは、アイスとケーキで楽しく乗り切りましょう!

【おまけ】本物のアイスが食べたくなったあなたへ…

おままごとで遊ぶうちに、本物のアイスが食べたくなってしまうのは、私だけではないはず…。

そこで、ぱぱっと手軽に作れるアイスの作り方をご紹介します!

牛乳、生クリーム、粉砂糖、バニラエッセンス、塩と水を厚手の袋に入れてシャカシャカ振るだけ!5分~10分程振ればアイスが完成します!

ずっと振り続けるのは中々大変ですが、音楽や歌に合わせて、子どもたちと交代しながら振っていると、楽しくてあっと言う間に美味しいアイスが食べられますよ♩

ぜひお試しください!

『はじめてのおままごと スウィーツパーティーセット2021』


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ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

遊びは子どもを賢くするためのもの? − しみずみえ

はじめまして。

“あそびの専門家” しみずみえです。

 

今月からこちらでコラムを書くことになりました!よろしくお願いいたします。「あそびの専門家」という聞きなれない肩書きの私が何をしているのか、まずは自己紹介しますね。

 

私は「あそび」という切り口で、大人たちに子どもとの向き合い方を、お伝えしています。お母さん/お父さんに向けては、親子で一緒に遊ぶワークショップや、遊びを理解するための講座を行っています。保育士さんや、子ども向け施設のスタッフ向けに研修を行うこともあります。また、ミュージアムのような施設での学び企画や、企業の仕事体験プログラムを考える、という「あそび」を広い意味でとらえた仕事もあります。

 

「あそびの専門家」を名乗るまでには、おもちゃの企画開発、キッザニア東京の創業、保育園の立上げや活動支援などの仕事をしてきました。様々な切り口で子どもたちに関わるうちに、子どもたちの豊かな成長のために大切なことは「あそび」の中にあると考えるようになり、今に至ります。

 

ところで、ここ数年、世の中の「あそび」に対する意識が変わってきたのですが、お気づきでしょうか? 「あそび」に価値があると考える人が増えています。「よく遊ぶと賢くなるってホントですか?」と、質問を頂くようになりました。

 

ちょっと前までは、「あそび」は「勉強」の対義語のように使われていました。「遊んでばっかりいないで、勉強しなさーい!」って言ったり言われたりした人もいるかもしれません。その頃に比べて、あそびが認められるようになり、これは良いことでしょうか。

 

実は私は、ちょっと心配しているのです。

 

遊びは学びで、よく遊ぶ子どもは賢くなる、と言われるようになりました。そうすると大人はどうするでしょうか。

 

「賢くなるために、ちゃんと正しく遊ばせなくちゃ!」・・・

 

笑い話のようですが、こういう大人が、実際に増えているのです。「子どもの能力を高めるための遊び」という本が書店に並ぶようになりました。脳が育つとか、発達を促すとか、効能書きの多いおもちゃが増えました。

 

遊んでばっかりしないで勉強しなさい、と言われていた時代のあそびは、全面的に認められた訳ではないけれど、それでも、子どもの領分として、主導権は子どもにありました。でも今、子どもを賢くさせることを目的に大人が遊びの主導権を持ち、子どもを導こうとしています。

 

確かに、子どもたちはあそびを通して、考えることや工夫することを楽しみ、失敗してもやり直せることや他の人と協力することを経験し、身体や手先を使うことを練習して・・・本当に沢山のことを学んでいます。でも、子どもたちは、「自分の発達を促すために遊ぼう!」とは思っていません。楽しくて遊びたいから、夢中になって遊んでいると、結果として、学びが後からついてくるのです。

 

だから、大人の人たちには、「あそび」のチカラをもっと信じていいよ、とお伝えしたいと思っています。何か学ばせようと目的を持たなくても、楽しく遊べば、ちゃんと学びが得られるから、そんなに頑張らなくても大丈夫だよ、って。

 

あそびは、決して難しいことでも、特別なことでもありません。身の回りのちょっとしたことに興味や疑問を抱いたり、面白がったりする気持ちから生まれた「普段着のあそび」こそが大切なのです。だから、もっと肩のチカラを抜いて、安心して、そして、大人自身も遊びを楽しんでみませんか。

 

次回からは、身の周りのことを使って、どんな風に遊ぶことができるのか、また、そのあそびが、どんな風に子どもの学びにつながるのか、ということを、具体的にお伝えしていきます。

 

どうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

ライター:しみずみえ

こどもの育ちとあそびの専門家。
玩具メーカーでの企画開発、KCJ GROUP 株式会社でのキッザニア東京の創業、こども向け体験講座の企画運営、保育園の立ち上げ支援などに携わる。
現在は、あそびを通して、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し、こどものための遊びプログラムの提供 及び こどもに関わる大人のための講座や研修を行う。

【関連サイト】
こども×おとな×しごとプロジェクト

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【書籍】『あそびのじかん―こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方(英治出版)』https://www.amazon.co.jp/dp/4862762174/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_S03Z6ZBCF3M0JT4C8DG3