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ウッディプッディコラム

子どもの学びは「わくわく」から生まれる – しみずみえ

こんにちは!

あそびの専門家、しみずみえです。

前回は「あそびはこどもを賢くするためのもの?〈記事を読む〉」と題して、あそびってもっと肩の力を抜いて、のびのびと楽しんでもいいよね、といったコラムを書かせていただきました。そして2回目となる今回は、その「あそび」そのものについて考えてみたいと思います!

目的よりも大切な「わくわく」する気持ち

さて、ここで一つ質問があります。みなさんは「あそび」と聞いて、どんなことをイメージしますか?

ブロックで何かを作る、おもちゃを使ってままごとをする、ブランコに乗る、あるいはテレビゲームに夢中になる・・・。世代や性別など、人によって様々なイメージを思い浮かべるかもしれませんね。

しかし、小さな子どもたちにとっては、必ずしも目を引く楽しいおもちゃだけが楽しいあそびとは限りません。

たとえば、0歳の赤ちゃんが、カーテンが風で揺れる様子をじーっと眺めていたり、1歳児が、大人のスマホや、メガネや、コップを、1つずつ持ってきて、何度も繰り返し「どーぞ!」と手渡したり、2歳児が、部屋の端から端まで何度も「よーいどん!」と走り続けたり、道路の模様に合わせてはみ出さないよう慎重に歩いたり、買い物に行ってスーパーのカゴを持ちたがったり・・・。

小さな子どもが楽しむあそびって、大人目線では「何が面白いんだろう?」と思ってしまうようなことばかりですよね。

しかし本人たちにとっては、見慣れないカーテンの動きやそこから漏れるキレイな光、ものを手渡すと「ありがとう!」と受け取ってくれる大人たちの反応、全力で走る気持ちよさ、歩ける場所が限られるドキドキ感、大人のように買い物をする緊張感と嬉しさ・・・。

そのどれもが、わくわくに満ちた時間なのです。みなさんの幼少時代を振り返ってみて、そのような記憶や思い出はありませんでしょうか?

私は、あそびとは「目的がなくてもわくわくすること」だと考えています。子どもが「面白そう!」とわくわくして、主体的に行動すれば、それは立派なあそびです。そして子どもたちはあそびを通して、周囲の様々な人やものに触れ合い、世界が広がっていきます。

「わくわく」は日常生活にあふれている

そんな子どもたちのために、私たち大人ができることはなんだろう・・・。

なんて、ムズカしく考える必要はありません。子どもがわくわくしそうなきっかけを与えてみたり、それを見守るだけでも十分です。

例えば、0歳児におすすめのあそびは、触れて話しかけることです。「たーちゃんの、ほっぺたー!」とか、「ちっちゃい、おててー!」とか、触れているものをそのまま言葉にするだけでOK。

家族の手から始め、ガーゼのハンカチ、ふわふわのタオル、木のおもちゃの丸いところなど、家にあるもので触り心地の良さそうなものを見つけたら、そっと、触らせてあげてください。お父さんお母さんと一緒に一つ一つ触ると、安心感とともに新しい出会いを楽しめます。

1歳や2歳頃になると、行動範囲の拡大に伴い、触れたがるものも多々増えてきます。砂や泥、水、葉っぱや木の枝、花びらの多い花や少ない花、粘土、やわらかい紙や硬い紙、毛糸や布、つるつるしたリボン・・・。

触ったり、並べたり、くしゃくしゃにしたり、混ぜたり、何かに見立てたり・・・。

先ほども書いたように、一見退屈そうなあそびでも、子どもは自分なりに試行錯誤したり、想像をめぐらしながら楽しんでいます。ですので、集中して楽しんでいるときは、近くで優しく見守ってあげましょう。

計算や読み書きよりも大切な「学び」

もう少し大きくなると、もはや生活のあらゆる場面が何でもあそびになります。

一緒に買い物に行けば、知らなかった野菜や食材に出会います。大きい・小さい・多い・少ないという感覚も身につきます。お茶を注ぐうちに手のチカラがコントロールできるようになります。イチゴを家族に配るうちに、今日は1人3個ずつだね、なんてことが理屈抜きで実感できるようになります。

大人の真似っこが好きな子どもが多いのは、大人みたいにもっと色々なことができるようになりたい、と思う気持ちの表れだと思うのです。その気持ちを受け止めて、できることを1つずつ増やしていく。

すると、そのあそびはやがて「学び」となって、子どもたちの中に蓄積します。

あそびが学びにつながると言うと、計算や読み書きなどの教科学習的なものをイメージするかもしれません。ですが、遊びを通して得られる学びとは、単純に数値化や可視化できる知識ではなく、新しいものに興味を持ったり、自分でできるようになりたいという好奇心、いわば「学びの土台」のようなものを指します。

日常生活の中で、子どもたちは「あそび」として様々なわくわくするものと出会い、成長するにしたがって、その経験が「学び」となって現れます。

ですので、お父さん、お母さん、または子どもの周囲にいる大人たちには、「発達のためのあそび」にこだわるのではなく、もっと安心して、肩の力を抜いて、子どもたちの遊びを楽しく見守って頂きたいなぁと思っています。

さて、少し長くなりましたが、ここまでとさせていただきます。

今回は主に小さな子が行う日常のシンプルな動作に基づいたあそびをご紹介しましたが、次回はおもちゃを使ったあそびについてお伝えしたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

しみずみえ

こどもの育ちとあそびの専門家。 玩具メーカーでの企画開発、KCJ GROUP 株式会社での『キッザニア東京』の創業、こども向け体験講座の企画運営、保育園の立ち上げ支援などに携わる。 現在は、あそびを通して、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し、こどものための遊びプログラムの提供、およびどもに関わる大人のための講座や研修を行う。

【関連サイト】 こども×おとな×しごとプロジェクト
https://kocp.net/

【書籍】『あそびのじかん―こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方(英治出版)』https://www.amazon.co.jp/dp/4862762174/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_S03Z6ZBCF3M0JT4C8DG3

はじめてのおままごと『きらきらコスメセット』で遊んでみた! – 齊藤由佳子

はじめてのおままごと
『きらきらコスメセット』

12種類の豊富なコスメが揃ったおままごとセット。パステルカラーと木の風合いが織りなすナチュラルな雰囲気は、年齢性別を問わずお楽しみいただけます。


購入ページはこちら

 みなさんこんにちは!  1歳8ヶ月の子どもを育てながら保育士をしている齊藤と申します。お母さん、そして先生である私自身も大のおもちゃ好きで、「おもちゃコンサルタント」という資格を取得するほど!  公私ともに様々な観点から子どもとおもちゃに携わり、親子で一緒に楽しめる遊びはないかと日々楽しく模索しています。  さて、そんな私の元に、ウッディプッディさんから今秋発売予定のおままごと『きらきらコスメセット』が届きました!みなさんより一足先に遊ばせていただき大変恐縮ですが、その分、子どもたちの反応や私自身の感じたことをしっかりご紹介させていただきます! 

オシャレの追求に年齢なんて関係なし!

  おいっこ・めいっこたちが集まった9月某日。「新しいおもちゃが届いたよ〜!」と呼びかけると、「コスメ」の文字に大興奮の女子2人。幼稚園児と小学生といえど、オシャレを追求する感性に、年齢は関係ないのかもしれませんね。  箱を開けるや否や、パーツの個包装を開封する時点からすでに取り合いが始まりました…(笑。あっというまにおもちゃの世界へまっしぐらです。 

  全12種類とバリエーションに富んだセットにもかかわらず、一つ一つ手にとって器用にお化粧ごっこが始まります。メイク道具の使い方を教えていないのに、この年齢ですでにここまで理解しているとは驚きです。  内ポケットがついたポシェットは、種類やサイズに応じた収納が可能です。「お化粧品はこっちで、くしと鏡はこっち」と、2人で仲良く綺麗に収納…できればよかったのですが、1つしかない貴重なポシェット。取り合いになったのは言うまでもありません。  結果、本日の勝者は幼稚園児(年長)の女の子。肩にかけるベルトがついており、肌身離さず抱えながら、嬉しそうに持ち運んでいました。  お姉ちゃんたちの壮絶な取り合いのさなか、騒ぎを聞きつけてやってきた1歳8ヶ月の息子。彼の琴線に触れたのは、手持ち/卓上どちらにも変化する鏡。鏡の中の自分をじーっとのぞいて、静かに楽しんでいました。 

横目でチラチラ、気になる男の子たち

  ハイテンションな女の子2人の様子を、横目でチラチラと眺めているのは、同じく幼稚園(年長)のおいっこ。興味はあるようですが、やはり少し恥ずかしいのか「ボクはいいよ〜」と、しばらく遊びに混ざるのを躊躇していました。  そこにやってきた、小学1年生のやんちゃなおいっこ。  木製ビーズの指輪をハナに入れようとしたり、チークブラシでとなりの子をくすぐったり、口紅をわざと口以外の場所に塗ったりと、絵に描いたようなおふざけの数々。  しかし私が見るに、彼も先程のおいっこと同じように、興味はあるけど、素直に遊ぶのが恥ずかしかったのだと思います。悪ふざけは照れ隠しの反動のように見えました。  コスメがテーマとはいえ、おもちゃに対する男女の反応にこれほど差が出るかと、改めて子どもたちの遊ぶ様子は面白いなぁと感じました!  

  

いつの間にお店が?自然と始まるお店屋さんごっこ


  それぞれが一通り好き放題遊んだ後は、「お店の人とお客さんになって遊ぼう」と、女の子たちの提案をきっかけにお店屋さんが開店。  ダイニングテーブルの椅子を対面する形で並べ、ヘアバンドを持ってきて、お化粧をする人とされるお客さんに分かれてごっこ遊びがスタートしました。  コスメへの興味はあっても、まだ細かな使い方や順番はわからないので「私はね、いつもこういう順番でお化粧してるんだよ」と教えてあげると、その順番に並べ換え、より本格的なお化粧ごっこへと発展させて行きます。 「どの色にしようかしらぁ〜!」  アイシャドウのパレットをみてどの色にしようかと悩む姿は、高級デパートのマダムそのもの。 こういう動作やセリフは、ホントにどこで覚えてくるのか…(笑 

  さて、そんな様子を見かねてたまらなくなった男子たちも、途中からお客さんとして参戦!お店も繁盛してきました。  お店が混んでくると、店員役の女の子が何やらトランプを持ってきました。一体なにを…なんと、整理券に見立てて、お客さんたちに配り始めました!  「順番がきたら、お呼びしますね」と、まさかおままごとでお客さんの整理まで行うとは…さすがに脱帽です(笑  待ちに待った自分の番がきた男子は、なされるがままにヘアバンドをつけられ、店員さんにお化粧をされるのでした。しかしまだちょっぴり恥ずかしい気持ちが残っていたのか、香水を店員さんにかけてニヤニヤ(笑 それでも、距離を置いたり悪ふざけをしていた先程とは打って変わり、最後は女の子たちと一緒にコスメを楽しむ男の子たちの姿が見られました。 

まとめ:意外にも男女で楽しく遊べる『きらきらコスメセット』

  今回も子どもたちの遊びは大盛り上がりで終幕。女の子は遊びが終わった後も、ポシェットを肩から下げて大切そうに持ち歩いていました(笑  「コスメ」と聞いてはじめは「遊ぶのは女の子だけじゃないかなぁ」と想像していましたが、照れ隠ししながらではあるものの、実際は男の子たちも楽しく遊びに参加する姿が見られ、結果的には男女問わずみんなで楽しい時間を過ごすことができました!  もちろん、子ども同士だけでなく、大人と子どもでも会話が広がります。もし興味がありましたら、みなさんもぜひコスメセットでお子さんとオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか! ↓商品のご購入・詳しいご案内はこちらから↓

はじめてのおままごと
『きらきらコスメセット』

12種類の豊富なコスメが揃ったおままごとセット。パステルカラーと木の風合いが織りなすナチュラルな雰囲気は、年齢性別を問わずお楽しみいただけます。


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【遊びの一口メモ】お化粧のわらべうた

  最後にちょっとだけ。  みなさんは、昔から代々うたい継がれてきた「わらべうた」をご存知ですか?昔の生活の中から自然に生まれた唄で、子どもの話や言葉の延長で作られているんです。  リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、現代の子どもたちにも馴染みやすい唄が多いんですよ。  そんなわらべうたの中に「お化粧」がテーマになったうたがあるので、コスメセットと合わせてご紹介します。 『うちのうらのくろねこが』(メロディーや動きは、Youtube で見れると思います) 


 うちのうらの くろねこが(猫のようにグーにした手を顔の横で上下させる) おしろいつけて(頬紅をつける)べにつけて(口紅をつける) ひとにみられて(手で遠くを見る)ちょいとかくす(その手で目をかくす) にゃー!(いないいないばぁのように手を広げる) 


 猫になりきって頬を触り、口紅をつける仕草をして最後は恥ずかしそうに隠れます。可愛らしい仕草が楽しい、わらべうたのご紹介でした♪ 最後までお読みくださり、どうもありがとうございました! 

ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

【おもちゃレビュー】おもちゃコンサルタントが実際に遊んでみた『はじめてのおままごと スウィーツパーティー2021』

みなさんこんにちは!1歳7ヶ月の子どもを育てながら、保育士をしている齊藤といいます。おもちゃ好きが高じて「おもちゃコンサルタント」の資格を取得し、多くの子どもたちと楽しめる遊び方を模索するため、日々奮闘しています!

そんなおもちゃとこどもたちが大好きな私の元に、先日ウッディプッディの新商品『スウィーツパーティーセット2021』が届きました!今回は小学校一年生の甥っこと姪っこ、幼稚園年長組の甥っこと姪っこ、1歳の姪っこと息子、計6人の子どもたちと、スウィーツパーティセットで遊んだ様子と感想をご紹介します。

さっさと並べたい男の子、じっくり吟味したい女の子

暑さの厳しい8月のある日、部屋に集った子どもたちにスイーツパーティーセットを早速おひろめ!スウィーツのもつ魅力は凄まじいですね。即座に釘付けなる子どもたち…(笑

箱を開けるやいなや、そそくさとケーキスタンドを立てて全てのアイスとケーキをスタンドに乗せる甥っ子。コーンもアイスも、クリームソーダもおかまいなしに、どんどん乗せていきます。

一方、女の子たちはフェルトシートやトレイに、アイスとケーキをひとつずつ丁寧に並べ始めました。

手当たり次第にさっさと並べたがる男性陣と、好きなスイーツをじっくり選びながら手に取る女性陣。幼いながらも男女のスイーツに対する姿勢が全く違っていて、その様子に思わず笑ってしまいました…(笑)

ちなみに、1歳半の息子はクリームソーダがお気に入りでストローを口に入れ美味しそうに食べています♡メロンソーダは子どもたちみんなから大人気でした。

アイス屋さん&ケーキ屋さん開店

ひとしきり触ったり並べたりとそれぞれ遊んだあと、お店屋さんごっこをしたいと子ども達から提案があり、それぞれケーキ屋さんとアイス屋さんに分かれてお店屋さんごっこが始まりました。

ケーキやアイスを売る人、作る人、お客さんとして買いに来る人など、自然と分かれて遊びがどんどん広がります。

アイデアや遊び方も次々出てきて、子どもの目が生き生きとしてきました(私は黒子に徹してサポートに奮闘です!)

おもちゃを介して会話が広がります♪

ごっこ遊びが始まると、子どもたちの世界を再現するため、会話がたくさん生まれます。互いに意見を話しながら、必要なものを一緒に探し、遊びの世界を広げていきます。

「アイス屋さんの入れるの欲しいね」と姪っ子。

おそらくショーケースに並んだケーキを想像しているのかなと思い、冷蔵庫から持ってきた卵のパックを渡すと、チョキチョキと上手にはさみを使い、蓋と土台を分けてあっという間にケースを作ってしまいました。しかも、アイスパーティーのアイスもピッタリサイズ!

子どもの想像力と行動力にはいつも驚かされます。上手にサーバーを使い、すっかり立派なアイス屋さんになりました。

「混ぜるやつがほしい!」

次は自らキッチンへ向かい、ボウルとしゃもじを見つけてくると、アイスを入れてクルクルとかき混ぜ始めました。

「塩入れよう!」

トッピングを塩に見立て、ボウルに入ったアイスに振りかけて調理をしています。

「看板とチラシもあったらいいねー」

小学生の2人は看板とチラシ作り。最近学校で習ったひらがなを使って、上手に描いてくれました。

アウトプットは記憶に定着させるには1番の近道。学校で学んだことを、遊びの中で自然と活かすことができました。


そして先ほどの折り紙でできたお塩は、小学生たちの手で見事なトッピングに変身!卵のパックをトッピングケースに、どんどんとバリエーションが増えていきます。ずいぶんと本格的になってきました…。

気がつくと、テーブルは看板が設置された立派なお店に。「どれがいいですかー?」と、付属のメニュー表や自作のチラシを見せてきます。

さらに自分で作ったチラシをみせて「こちらがおすすめですよ!」と、大人顔負けの接客クオリティを披露してくれました。

『スウィーツパーティーセット』の名前の通り、子どもたちの手によって楽しいスウィーツの世界が展開されました。

男の子も女の子もそれぞれの興味や得意なことを活かして、みんなで思い切り楽しむことができました。

一人でも、みんなでも、そして男の子でも女の子でも、世界がグングン広がる素敵なおままごとでした!

おままごと遊びで大切な、大人の役割

最後に、子どもたちがおままごと遊びをもっと楽しむために、大人の人にできるポイントを私なりにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。

1.基本は「見守る」姿勢を大切に。子どもたちだけでは難しいと判断したら、必要な材料や環境など、手助けをしてあげましょう。

2.一気に全部渡すと、その分すぐに飽きてしまいます。小出しに渡していくと、一つ一つを長く楽しんでくれますよ。

3.子どもたちに負けないくらい、大人も一緒に楽しみましょう!大人が楽しいと、その分子どもたちは安心して、のびのびと遊びを楽しむことができます。

まだまだ続く厳しい暑さ。そんなときは、アイスとケーキで楽しく乗り切りましょう!

【おまけ】本物のアイスが食べたくなったあなたへ…

おままごとで遊ぶうちに、本物のアイスが食べたくなってしまうのは、私だけではないはず…。

そこで、ぱぱっと手軽に作れるアイスの作り方をご紹介します!

牛乳、生クリーム、粉砂糖、バニラエッセンス、塩と水を厚手の袋に入れてシャカシャカ振るだけ!5分~10分程振ればアイスが完成します!

ずっと振り続けるのは中々大変ですが、音楽や歌に合わせて、子どもたちと交代しながら振っていると、楽しくてあっと言う間に美味しいアイスが食べられますよ♩

ぜひお試しください!

『はじめてのおままごと スウィーツパーティーセット2021』


商品ページはコチラ!

ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

遊びは子どもを賢くするためのもの? − しみずみえ

はじめまして。

“あそびの専門家” しみずみえです。

 

今月からこちらでコラムを書くことになりました!よろしくお願いいたします。「あそびの専門家」という聞きなれない肩書きの私が何をしているのか、まずは自己紹介しますね。

 

私は「あそび」という切り口で、大人たちに子どもとの向き合い方を、お伝えしています。お母さん/お父さんに向けては、親子で一緒に遊ぶワークショップや、遊びを理解するための講座を行っています。保育士さんや、子ども向け施設のスタッフ向けに研修を行うこともあります。また、ミュージアムのような施設での学び企画や、企業の仕事体験プログラムを考える、という「あそび」を広い意味でとらえた仕事もあります。

 

「あそびの専門家」を名乗るまでには、おもちゃの企画開発、キッザニア東京の創業、保育園の立上げや活動支援などの仕事をしてきました。様々な切り口で子どもたちに関わるうちに、子どもたちの豊かな成長のために大切なことは「あそび」の中にあると考えるようになり、今に至ります。

 

ところで、ここ数年、世の中の「あそび」に対する意識が変わってきたのですが、お気づきでしょうか? 「あそび」に価値があると考える人が増えています。「よく遊ぶと賢くなるってホントですか?」と、質問を頂くようになりました。

 

ちょっと前までは、「あそび」は「勉強」の対義語のように使われていました。「遊んでばっかりいないで、勉強しなさーい!」って言ったり言われたりした人もいるかもしれません。その頃に比べて、あそびが認められるようになり、これは良いことでしょうか。

 

実は私は、ちょっと心配しているのです。

 

遊びは学びで、よく遊ぶ子どもは賢くなる、と言われるようになりました。そうすると大人はどうするでしょうか。

 

「賢くなるために、ちゃんと正しく遊ばせなくちゃ!」・・・

 

笑い話のようですが、こういう大人が、実際に増えているのです。「子どもの能力を高めるための遊び」という本が書店に並ぶようになりました。脳が育つとか、発達を促すとか、効能書きの多いおもちゃが増えました。

 

遊んでばっかりしないで勉強しなさい、と言われていた時代のあそびは、全面的に認められた訳ではないけれど、それでも、子どもの領分として、主導権は子どもにありました。でも今、子どもを賢くさせることを目的に大人が遊びの主導権を持ち、子どもを導こうとしています。

 

確かに、子どもたちはあそびを通して、考えることや工夫することを楽しみ、失敗してもやり直せることや他の人と協力することを経験し、身体や手先を使うことを練習して・・・本当に沢山のことを学んでいます。でも、子どもたちは、「自分の発達を促すために遊ぼう!」とは思っていません。楽しくて遊びたいから、夢中になって遊んでいると、結果として、学びが後からついてくるのです。

 

だから、大人の人たちには、「あそび」のチカラをもっと信じていいよ、とお伝えしたいと思っています。何か学ばせようと目的を持たなくても、楽しく遊べば、ちゃんと学びが得られるから、そんなに頑張らなくても大丈夫だよ、って。

 

あそびは、決して難しいことでも、特別なことでもありません。身の回りのちょっとしたことに興味や疑問を抱いたり、面白がったりする気持ちから生まれた「普段着のあそび」こそが大切なのです。だから、もっと肩のチカラを抜いて、安心して、そして、大人自身も遊びを楽しんでみませんか。

 

次回からは、身の周りのことを使って、どんな風に遊ぶことができるのか、また、そのあそびが、どんな風に子どもの学びにつながるのか、ということを、具体的にお伝えしていきます。

 

どうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

ライター:しみずみえ

こどもの育ちとあそびの専門家。
玩具メーカーでの企画開発、KCJ GROUP 株式会社でのキッザニア東京の創業、こども向け体験講座の企画運営、保育園の立ち上げ支援などに携わる。
現在は、あそびを通して、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し、こどものための遊びプログラムの提供 及び こどもに関わる大人のための講座や研修を行う。

【関連サイト】
こども×おとな×しごとプロジェクト

https://kocp.net/

【書籍】『あそびのじかん―こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方(英治出版)』https://www.amazon.co.jp/dp/4862762174/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_S03Z6ZBCF3M0JT4C8DG3

【パパ育休 #6】子連れOKのコワーキングスペースに行ってみました

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)

しんどう課長の育児日記(ウッディプッディ)
みなさんこんにちは。営業課長のしんどうです。 【パパ育休 #4】子育てをサポートしてくれる場所や人たちと出会いました 以前公開した↑の記事で、”子連れOKのコワーキングスペース”についてご紹介しました。すると思いのほか反響が大きかったので、今回は改めてこちらの施設を実際に使った感想をまとめてみました。

「子どもと親が共存できる社会を作りたい」から始まった場所


保育にまつわる勉強や、仕事復帰に向けた準備など、育児休業中でも少しまとまった作業時間が欲しい時があります。そんな中、子連れOKなコワーキングスペースがあることを知り、試しに利用してみました。 私が訪れたのは、神戸市東灘区にある「+One」さん。待機児童問題を初め、仕事と子育ての両立をサポートしたいという思いから生まれたそうです。 https://plus-one.space/  

まるでカフェのような空間


ガラス越しに見えるおしゃれな空間。中に入ると、広々としたカフェのような室内でした。グリーン、ベージュ、グレー、ブラウンなど、目に優しいナチュラルカラーで統一されたインテリア。初めて来る私たち大人はもちろん、小さな子どもにとっても、心から落ち着けそうな空間です。 ご覧の通り、初めて来た娘もまるで常連のような落ち着きよう。

ベビーシッターサービスと提携


ここでは事前に予約することで、提携するベビーシッターのサービスが受けられます。デスクから目と鼻の先にあるプレイエリアにいるので、いつでも子どもの様子を確認することができます。 まだ3ヶ月で人見知りをしないとはいえ、実の親である私たちよりもベビーシッターさんの方が素早く娘を寝かしつけていました。写真は、悔しさを滲ませながらも、プロの手際に感服するぼくと妻が見た光景…。

他のお客さんが分かってくれている嬉しさ


授乳やおむつ替えもご心配なく。さらに2〜3歳くらいの子が使える台や小さな便座も完備されています。 もちろん、オムツ替えの台を設置してくださるカフェやレストランなどのお店はたくさんあります。 ですが、ここで感じるありがたみは、単なる設備としてだけでなく、スタッフや他のお客さんが子連れに対する理解の環境なので、周囲に気を遣わず落ち着いて対応することができます。ちょっとしたことですが、それが嬉しかったです。

食べ物、飲み物、持ち込みOK

ご飯の持ち込みが可能なので、お昼を挟んで中〜長時間利用したいときにはいいですね。さらには、ドリンクや軽食、ベビーフードは、施設内のカフェでも注文することができます。特に夏の暑い時期など、手作りの食べ物の持ち運びが危険な時は、カフェの利用をお勧めします。

こんな人・こんな時にオススメ

・短〜中時間で作業したい時・子どもと一緒に気分転換したい時・夫婦2人の時間を確保したい時 ざっくりと+Oneさんのサービスを紹介してきましたが、実際に使用してみたうえで、特にこんな時にいいなと思うポイントです。 保育園や幼稚園に置き換わるとまではいいませんが、だからこそ「ここぞ」というときにすごく助かるサービスですね。一言で言えば「痒い所に手が届く」といった感じです。 初回はベビーシッターさんのサポートは利用しませんでした。その結果、滞在時間3時間のうち、半分は作業にしっかり集中できて、もう半分は子どもと過ごす時間といった感じです。 2回目はベビーシッターを利用しました。その結果、1回目よりも格段に自分の作業に集中できる時間を持つことができました。さらに娘も回数を重ねれば、この環境にも慣れてもう少しリラックスできるのかも。 特に急ぎの作業がなく、子どもと過ごしながらリラックスしたい時にはベビーシッターのサービスは必要ないと思いますが、まとまった時間集中したい時は、ぜひベビーシッターさんの予約をオススメします。

地域を散歩して、素敵な場所を探索してみてください


今回はコワーキングスペースを利用してみた感想をお伝えしました。 しかし、地域によって施設やサービスは異なります。ここ以外にも、子どもと一緒でも快適に利用できる施設や、子育て世帯をサポートしてくれるお店なども増えてきました。
外に出るには少し暑い季節ですが、もう少し涼しい季節になったら、ぜひお子さんと一緒にあちこち散歩をしながら、お住まいの地域にどんな場所があるかを探索してみてください。

 

 

ライター:しんどう

ウッディプッディの営業課長。夫婦で育児休業を取得し、家族3人で子育て生活に奮闘中。

【おもちゃレビュー】日本の食文化を「和菓子」のおままごとで知ってみよう ― 節子日記

日本の食文化をおままごとで知ってみよう

子どもはお菓子が大好き!クッキーやケーキなど、甘いものは喜びますよね。

 

一方で、和菓子はどうでしょうか?

 

和菓子を知らない、あるいは、食べたことがない子供は案外多いかもしれません。ウッディプッディの新商品『和菓子セット』で遊びながら、日本の伝統的な食文化を知るおうち知育、食べてみる食育をしてみるのはいかがですか?

 

 

日本の食文化に触れる良い機会になること間違いなしです!

 

幼児期に日本の文化(食文化)に触れることの大切さ

近年は、幼児期から英語教育を始めて将来的に国際的に活躍する人に育てたい!と思うお母さんも多くいらっしゃると思います。

 

 

私はこれまで外国に暮らしていた経験があります。国際交流を図ると、自国日本をどれだけ知っているか説明出来るかということの大切さをとても痛感させられます。日本人として日本の文化や食文化、歴史について無知でいることは、とても恥ずかしいことなのです。

 

 

日本の文化を知ることは、容易ではありません。幼児期から、少しずつ知識や経験を積み重ねることが大切です。自国の食文化を知るということも幼児期から始められる立派な知育です。

和菓子で日本文化が分かる

文化と一言で言っても、ありとあらゆる面があります。食文化も文化の1つです。和菓子は四季との結びつきがとても強い和の伝統的な食文化です。そして人々を魅了する見た目の優雅さも特徴です。

 

 

和菓子は日本の食文化でありながら、日本の四季にも通ずることがあります。

例えば、3色だんご。

 

 

上からピンク・白・緑という順番になっています。これは、ピンクは桜、白は満開、緑は葉桜(他にも諸説有り)というように、春を表している和菓子です。また、桜の成長も伝わりますよね。食文化から日本の季節や花についての勉強にもなりますね。「花より団子」なんていう言葉もあるぐらいです。

 

 

ちなみに、ウッディプッディの和菓子セットには3色だんごもあります!串からだんごが外れます。串から外したり入れたりするのは指先知育におすすめです。

 

おままごとで和菓子を知る知育

我が家は私が和菓子好き。そのため、普段から家で和菓子を食べているので、娘も一緒に和菓子を食べることがよくあります。ウッディプッディのおままごとの和菓子セットに娘は大興奮でした。

 

娘はまず、たい焼きを半分に割って「すごい、ママ!餡子が入っているよ!」と喜んでいました。一般的なおままごとの野菜や果物だと子供も分かりますが、和菓子の場合は「これ、何?」となることもあるはずです。

 

そんな時に、日本の食文化を教えるおうち知育になります!

 

 

ウッディプッディの和菓子セットには9種類の和菓子が入っています。3色だんご•どらやき•いちご大福•らくがん•さくらもち•たいやき•うさぎまんじゅう•ようかん•あんみつです。まさに、和菓子を代表するもの全てが勢揃いですね。

 

 

その中でもすごい!と思ったのが、「らくがん」です。ウッディプッディのらくがんは4種類(梅•紫陽花•紅葉•水仙)で色が綺麗なのが特徴です。

 

らくがんとは何とも渋いですよね。娘が唯一知らなかったものも、らくがんでした。娘に「このお花は何?」と聞かれたで、らくがんの話や、そのお花は季節のお花だということを教えてあげました。最終的には、実際に一緒に買いに行って食べてみました。

 

 

おままごとで遊んでいたらくがんの実物を初めて見た時のワクワクと食べてみた時の喜び。娘はすっかりらくがんを覚えて好きになりました。たまには和菓子を買ってみて、その和菓子に関することや季節のことなど日本の文化の話をしながら一緒に食べるのも良いですね。(ちなみに、日本の季節に関することは小学校受験にも頻出される問題で、絵本や知育ポスターなど人気のあるトピックです。

日本の食文化で知育、食育を育てよう

子供は普段から何気なく日本食を食べていますが、改めて、日本のお菓子「和菓子」に注目してみるのはいかがでしょうか。おままごとがきっかけで知るのも面白いと思います。

 

 

より深く知るために、和菓子をお子様と一緒に食べてみて和菓子の話をして、文化の知育と食育を育ててみましょう。

はじめてのおままごと 和菓子セット

直営店限定で大好評発売中です!ぜひご覧ください。

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ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

ブログ:https://setsukodiary.com/

インスタグラム:
https://www.instagram.com/setsukodiary/