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【 SDGs × つみき 】FSC®️認証のサステナブルなつみきを、3人の子どもたちと一緒に遊んでみた! – 保育士ママが遊んでみた #05 

みなさんこんにちは!

 

 私は都内で保育士をしながら、2歳になった子どもを育てるママです。「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きで育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!

 

  昨年の4月に仕事復帰をして、仕事に育児に家事にと毎日バタバタとすごしています。職場復帰して思うのはママって忙しいんだな~ということ。(パパもお疲れ様です)

 

  みんなよく頑張ってる!みんなたまにはリフレッシュしながら子育てを楽しみましょうね。

 

 さて今回は、2022年1月にウッディプッディさんから発売されたつみき「赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき」についてご紹介します。「初めてのつみきって、どれを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

子どもには遊びを、大人には癒しを。


 名前の通り「松(マツ)」でできたつみきなのですが、箱を開けて初めに感じるのは、フワッと優しい松の香り。

 

  触り心地も思ったより滑らか。スベスベとサラサラの間くらいで、触れているだけで妙に落ち着きます。子どもにあげるよりも先に、お母さんである私が癒されてしまいました(笑

 

【0歳さん】世界を知るためにとことん “味わう” 赤ちゃん

 今回は、姪(6ヶ月)、姪(1歳6ヶ月)、息子(2歳)の3人の子どもと一緒に遊んでみたので、それぞれの反応と遊び方についてご紹介します。

 

 つみき自体はとても軽くて、サイズも程よい大きさ。初めは掴むのに苦戦する姪(6ヶ月)でしたが、ちょっとサポートしてあげると、すぐに上手に持って遊ぶことができました。じーっと眺めていたかと思えば、「はむっ」とくわえたり、舐めたり、初めて触れるつみきに、「そこまで真剣にならなくても…(笑」と思うほど無我夢中でした。

 

 ところで、赤ちゃんが小さいうちはなんでも口に入れてしまうので、心配になるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。しかし、五感をフル活用して周りの世界を認識する赤ちゃんにとっては、口を使って物の質感や形を学ぶことも大切な時間なのです。

 

こちらのつみきは、赤ちゃんの口に入らない大きなサイズで作られており、「玩具安全基準(ST)」もしっかり取得されているので安心ですね。なんでも口にいれたがりな赤ちゃんにとって、飲み込む心配もなく安心して遊ばせてあげることができました♪

 

 木は湿気に弱いらしいので、遊んだ後は濡れた布巾でふき掃除&風通しの良い場所で乾燥させてあげてくださいね!

【1歳】破壊なくして創造なし!壊すことから始まる遊びの世界

 「木を積む」と書いて「つみき」と呼びますが、子どもにとってはじめは「積む」よりも「倒す(崩す)」ことから、徐々に遊び方を発展していきます。

 

 例えば1歳の姪っ子。まずは1つ1つゆっくりと触れて「これってなんだろう?」「どうやって遊ぶのかな~?」と考えている様子でした。遊び方を丁寧に教えてあげてもいいのですが、子ども自身で遊び方を発見できるよう、ここはあえてほんのちょっとのサポートにとどめてみるのもオススメです。

 

 遊び方に悩んでいる姪っ子の近くに、いくつかつみきを高く重ねてみました。すると、それをみて「ぱたーん!」と倒し、喜ぶ姪っ子。もう一度積み上げてあげると、またもや倒して喜び、そんな繰り返し遊びにニコニコしていました。

 

 すると、次第に自分で積み上げることを覚え、倒したり積み上げたりを続けるうちに、バランスが取れるようになったり、より高く積めるようになったりと、少しずつレベルアップした遊びができるようになりました。

 

 当たり前のように見えるこの様子も、実は子どもにとっては大きな成長の一歩。元々あった形が崩れることで、「さっきみたいにするにはどうすればいいんだろう」と考え、それを再現できると「できた!」という喜びや自信が生まれます。それを繰り返すうちに、もっとたくさん積んだり、倒し方を変えてみたりと、自分なりに工夫を加えて更なる発見へとつながります。

 

 つみきはシンプルなおもちゃだからこそ、子どもたちの創意工夫を間近でみられる楽しみが詰まったおもちゃでもあるのです

【2歳】「当てっこ遊び」で言葉を覚える楽しさを身につけよう!

 言葉の使い方が発達する2歳児には、どうぶつのつみきをつかった当てっこ遊びがおすすめ。

 

 つみき遊びはお手のものな2歳の息子。「パンダどーれだ?」とクイズを出すと、「これ!」と元気よく掲げました。小さい子にも馴染みのある動物たちが描かれているので、「ものには名前がある」ということを認識する時期の2歳児にもうってつけですね。

 

  すぐに名前が出てこなかったり、名前を覚えられなくても、あせる必要は全然ありません!言葉に限らず、子どもの成長には大なり小なり差があって当たり前です。今は周りの子よりも語彙や口数が少なくても、気づけば同じかそれ以上にお喋りになっているもの。

 

 そして、 新しい言葉を覚えることができたときは、たくさん褒めて一緒に喜んであげるのがポイントです。なにかを覚えること自体が嬉しくなって、きっといろんな言葉を楽しんで覚えられるようになると思います!

 

 さて、つみきに話を戻すと、こちらのどうぶつの絵が描かれたつみきは、中に色々な形の木玉が入っていて、振るとそれぞれ違う音が聞こえます。初めはどうぶつの絵で当てっこ遊びをしていた2歳の息子も、途中で「音が違う!」と気づいてからは、「カラカラ♪」「かちゃかちゃ♪」と、音を出すのに夢中になって遊んでいました。

 

 つみきには写真で遊び方のお手本が書いてあるので、そのうち子どもたちでお手本を再現して遊ぶ様子も見られました。音のなるつみきは、表面がなみなみしたつみきの上を転がすと「ガタガタ」「かしゃかしゃ」と可愛い音を鳴らして転がっていきます。いろんな動きや音が楽しめる点は年齢問わず嬉しいようで、0歳も1歳も2歳も、みんな喜んで遊んでいました。

つみきと考える、子どもの未来。

 最後に、この『赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき』は、地球の自然を守る活動を行う FSC®︎(森林管理協議会)の認証がついた木材を使ったおもちゃなんです。

 

 

 「子どもたちがこれから暮らしていく未来の社会の作りを支える」というコンセプトから、木材やパッケージに使われる紙の素材を、地球に優しいものでつくったとのこと。最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をよく耳にしますが、まさかおもちゃにまでそのムーブメントが来ているとは…!

 

 SDGsって海外の団体や大きな企業など、一部の人たちにしか関係ないものと思っていましたが、言われてみれば、20年もすればこの子たちも立派な大人なのかと、ふと考えさせられました。でも、SDGsって言われても難しくてよくわからないし…。

 

 そんなことを考えながら子どもたちがつみきで遊ぶ様子を眺めていると、ふと蘇った小さな頃の思い出。私が昔遊んでいたつみきは、母が今までずっと大切にとっておいてくれて、今は息子や孫たちみんなで遊んでいます。

 

 母も我が子のためにたくさんあるおもちゃから選び、一緒に遊んで、そして大切に保管してくれていたのだなーと、自分の子どもが産まれた今、改めて気づきました。「おさがり」も立派なSDGsですね。

 

私も松のつみきを息子とたくさん遊んで、いつかこのつみきで孫と一緒に遊べる日を楽しみにしたいと思います。

【オマケ】つみきにピッタリのわらべうた

 私の中で勝手にシリーズ化している遊びの一口メモをご紹介をします♩

  わらべうたとは昔の生活の中から自然に生まれたもので子どもの話や言葉の延長で作られているうたです。リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、一緒に遊べる歌もたくさんあるのでおすすめです。

 積み木って積むものだと思う方が多いのではないでしょうか?大人が積んだものを崩すのも遊び、2つを持って叩いて音を出すのも子どもにとっては大事な遊びなんです。でも大切な積み木でカンカン叩かれるのは少し気になりますよね。

そんな時はこの歌を歌ってみてください。

 

いしの なかのなかの かじやさん ♪ 

いしついで くなんせ ♪

 

 うたに合わせて2つの積み木をカチカチあわせてリズムを取るだけのシンプルな遊びです。歌に合わせて歌っているうちに子どもも大人も気持ちが落ち着いてきますよ。是非お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。


ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

我が子も愛用!おしゃれ好きな子どもにピッタリの知育おもちゃ「きらきらコスメセット」


子どもは「ごっこ遊び」が大好きですよね!

ごっこ遊びは、特に子どもの脳の発育に効果的な遊びとされています。そんなごっこ遊びの代表格が「おままごと」。いつもお母さんがお料理している姿を見て、自分も同じことをしたいという思いが、いつしか「真似る」という遊びに表出します。

今回ご紹介するのは、女の子なら絶対に大好きなメイクごっこ。お母さんやお姉ちゃんはもちろんですが、街ゆく人や、メディアで見る煌びやかな方をみて「自分もこんなふうになってみたい…!」と好奇心を掻き立てられる子は少なくないはず。

今回は、ウッディプッディさんから発売された、木の温かみがかわいい「きらきらコスメセット」で、4歳の娘が実際に使ってみたレビューと、メイク遊びで育てる知育内容をご紹介します!

好奇心を育てる


ごっこ遊びの原点は、子どもの「観察力」。それが「興味関心」をひきたて、自分もやってみたいという「意志」が芽生え、やがて「遊び」へと発展します。そのため、おままごととは子どもの好奇心と満足感に欠かせない大切な遊びの時間です。

メイクにたとえると、いつもお母さんがメイクしている姿を見て「ママ、何をしているの?」とお母さんの行動に疑問、興味を持ち始める時期が来ます。

子どもは気になり始めると絶対に「やりたい!」となりますが、みなさんはそんな時、「大きくなったらね!」と返してはいないでしょうか?

確かに実際のメイクは子どもに使うには早すぎるし、目を擦ったり舐めたりしてしまうのも心配。様々な理由から実物に触れさせるのは良くないと判断し「大人になったら」「まだ早いから」と言い訳をしてしまいがち。

そんな時に助かるのがおままごとのおもちゃ。料理のものはたくさんありますが、コスメやお化粧がテーマのおままごとってあまりありませんよね。

ウッディプッディのコスメセットは、一つ一つのおもちゃが本物と同じような動作ができるので、興味をもってやりたいという子どもの意志をしっかりと尊重出来る、知育玩具としても優れたおままごとです。

実体験が大切!親子で一緒に!


子供の好奇心や興味関心を育てるには、何より実体験が一番効果的です!もちろん大人のメイク道具は渡せないので、さっそく「きらきらコスメセット」の出番。

コスメセットはファンデーションやアイシャドウ、チーク、チークブラシ、口紅、など、メイクに必須のアイテムが一通り備わっています。加えて、くしや香水、鏡、指輪やポシェットなど、さらにオシャレが楽しめるアイテムまで!

実体験に加えて、親子で一緒に楽しむことも同じくらい大切なんです。

基本的に子どもは、身近な大人を見て真似しながら学ぶものです。お母さんがメイクする時に、横で同じ動作を遊ばせてあげると、もっと楽しくなるかも。平日の朝など忙しい時は難しいので、お休みの日などはぜひ一緒にしてあげてください!

一緒に使う時は、一つずつどれをどのように使うのか教えてあげながらメイクをしてみましょう。例えば、アイシャドウの場合、色が4色あります。「どの色にしてみる?色を混ぜてみる?ピンク(赤)とブルーで紫色になるんだよ。」なんていう会話もいいですよね。

本物と見比べながらでもいいですが、おままごとはなんたって空想次第で無限に広がる世界ですから、子どもの想像力に任せて、自由に楽しんでみるのがベストです!

木製なのにリアルなメイクセット


コスメセットは木製です。しかし、内容は本物同様のメイクセット。パフやブラシも付いているので、目の前に揃うだけですでにオトナ気分!

香水はふたを開けると、実物同様にポンプを押せます。「どんな香りがする?」と、イメージを膨らませる会話で世界観を広げていきましょう。

ファンデーションと口紅は、我が家の娘のお気に入り。ファンデーションはカスタネットのようにゴムで固定されていて、開けるとふわふわのパフが入っています。鏡も付いているので、顔中をパタパタすることを楽しんでいます。

口紅は本体をくるくる回すと中身が出てくる本格仕様!嬉しそうに口紅を塗る姿が愛らしいです。

専用のポシェットも付いているので、子どもでもお片付けがカンタンにできちゃいます!ポシェットだけお出掛けに持って行くのもオススメですね。

女の子が夢中になるメイク遊び

娘はメイクに一通り慣れてきたので、私やぬいぐるみにもメイクをしてくれるようになりました。

また最近では、メイク屋さんと称するごっこ遊びも始まりました。「いらっしゃいませ!」から始まり、お店屋さんとお客さんに。コミュニケーション力や想像力は、子どもが楽しめば楽しむほど伸び伸び育っていくもの。子どもの目を通して見える素敵なコスメの世界を、ご家族みんなで一緒に楽しんであげると、お子さんもきっと嬉しいと思います。

メイクセットは小さいうちから大きくなっても楽しめる遊びです。おしゃれ好きな子なら、絶対に目が輝くセットなのでおすすめですよ!

キラキラコスメセット

パステルカラーと木目のナチュラルな質感がマッチした、可愛らしくもどこかオトナの雰囲気を感じるデザイン。一つ一つのギミックの細かさは必見です!

詳しくはコチラ

ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。
ブログ:https://setsukodiary.com/
インスタグラム: https://www.instagram.com/setsukodiary/

【コラム】子どもや動物に対して、無意識に高い声になってしまう現象「マザリーズ」を知っていますか?

明けましておめでとうございます。

みなさんは楽しいお正月を過ごすことができたでしょうか?

私はコロナの影響を鑑みて、今年も帰郷せず、自宅でペットのカメと2人で過ごしました。

窓の外からは絶えず家族や知人と楽しげに話す声が聞こえます。そのせいか、いつもより孤独感が増し、気づけばずっと亀に語りかけていました。

「かめしゃん。お腹すいた?」

「ご飯美味しいね〜?」

「今日はあったかいから、ひなたぼっこしよっか?」

我に返ると「自分って寂しいなぁ…」と落ち込んでしまうのですが、そんな時ふと「なんでこんな高い声で話しかけちゃうんだろう」と疑問に思い、スマホでググってみました。

すると見つけた、こんな言葉。

マザリーズ(motherese):

自分よりも幼い存在・弱い存在に対して無意識に抑揚のある高い声で話しかけること

みなさんはこの「マザリーズ(別名:対乳児音声=Infant Directed Speech)」という言葉はご存知でしたか?

「〇〇ちゃん、元気だった?」

「どうしたの〜?ねむねむになっちゃったの?」

「あ!ぶーぶーがきたよ〜!」

など、幼い子どもに対しては、高い声で抑揚をつけ、そして顔をゆっくりと見ながらお話される方がほとんどだと思います。

さらにこの現象は日本のみならず、世界各国の老若男女に共通して見られるとのこと。

マザリーズの効果は様々で、

・高い声によって、より赤ちゃんの注意を惹きつけることができる

・抑揚や表情で大まかなコミュニケーションの伝達ができる

・言語力やコミュニケーション能力の発達を促す

など、無意識ながらも子どもの成長に欠かせない要素がしっかりと詰まっているようです。

子育てに関する様々なウェブサイトや書籍で「マザリーズ」を意識した喋り方が推奨されていましたが、きっと大体の人が言われるまでもなく、既にできていると思います。

人はもちろん、言葉の通じない動物も含めて、自分より弱い存在に対し、相手の立場や気持ちに寄り添ってコミュニケーションを取ることができる。

当たり前と言えばそれまでですが、ヒトに組み込まれた、”優しさの根っこ”のようなものが見えて、少し温かい気持ちになりました。

みなさんも、家族やお友達、ペットの動物、時にはぬいぐるみなどの無機質なものに対して、普段のご自身の声のトーンや抑揚、言い回しなどを意識してみると面白い気づきがあるかもしれませんよ。

ひらこ(スタッフ)