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ママ一年生の保育士が感じたコロナ禍で子育てしてよかったこと

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私は都内で保育士をしながら、1歳2ヶ月の子どもを育てるママです。

「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きなので、育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!  

職業柄、昔から赤ちゃんや子どもと接している私でさえ、自分の子育ては初めてのママ一年生。

ただでさえ不安いっぱいな状況に加えて、2020年からはコロナというこれまでにない状況となりました。 

先が見えずマイナスな事ばかり考えがちですが、今回はあえて「コロナ禍で子育てして良かったこと」をお話ししたいと思います。 

これから出産を控えているママや、不安や悩みを抱えながら育児をしているママへ。

大変なことももちろんありましたが、良いこともたくさんありましたよ! 

新型コロナウィルスによる予想外の育児がスタート

2020年1月の始め頃に、私の息子が生まれました。 

当時、コロナはまだ他の国の話。今と違って立ち会い出産も里帰りもすることも全然問題なくできていたのに、まさかこんな世界になるとは夢にも思っていませんでした。 

新生児期が終わり、都内の自宅へ帰ろうと思っていた矢先、非常事態宣言によって、思うように外に出られなくなってしまいました

夫も早い段階で在宅勤務に変わったため、 それならばと、夫も私と息子がいる千葉の海沿いの実家へ身を寄せ、家族3人と私の両親との生活が始まりました。 

夫と両親に支えられた子育てはやっぱり心強い!

コロナ以前は、知り合いがほぼいない都内でワンオペの育児をする予定でした。しかしコロナによって、思いがけず夫と両親と一緒に子育てできたことは、とても心強かったです。 

田んぼ道をベビーカーで散歩したり、気分転換に庭にテントを出してリモートワークをする夫とその隣で遊ぶ息子を眺めたり…。

小さな幸せを感じるゆっくりとした時間を過ごしました。 

息子の成長していく姿をみんなで見ることができたことは、私たち家族にとって大切な思い出となりました。 

コロナ禍であらためて感じた人との繋がりの重要性

自宅に戻った頃には、少しずつの予約制ではありましたが、児童館や子育てサロンも開放されるようになっていました。

利用人数が制限されている分、スタッフの方は気軽に声をかけてくれました。おかげで自分のリフレッシュになったし、家とは違うおもちゃや絵本を子どもと楽しんだりと、思い切って外に出るのもいいなと感じました。 

また、急速に進んだオンライン化をきっかけに、同じくらいの月齢の子どもを持つママが集まるオンラインサロンに参加してみました。全国にママ友ができたことや、zoomを使って気軽におしゃべりができるようになったことは、コロナ禍ならではのご縁であり、利点だったと思います。 

ベビーマッサージや離乳食のこと、赤ちゃんの成長のことなど、さまざまな内容をオンラインで専門の方に教わることができ、ママとしても保育士としてもとても勉強になり、人と話すことの大切さを実感する日々でした。 

育児で迷ったり悩んだりしたときには、ウェブ検索をして悶々とするよりも、オンラインで人と繋がり話しをすると気持ちも楽になるのでオススメです! 

いまだからこそやってみた!全国の人と繋がれるオンライン保育

そんな私も先日、オンラインサロンを主催しているママにお願いされて、初めてオンライン保育を行いました。 

内容は、いつも保育士として保育園で行っているように、歌を歌ったり、体操をしたり、製作をしたりと約30組の親子と一緒に遊びました。 

いつも目の前にいる子どもとやっていることを、画面上で再現するのは難しい! 

とはいえ、画面の向こうの楽しそうなママと子どもの表情が見れたときには、勇気を出してやってみてよかったなと感じました。 

いま自分にできること、いまできることで人と繋がること。そんな気持ちを大切に、これからも過ごしていきたいと思います。 

友だちや遠くに住む家族とは気軽に会えなくなり、寂しい思いもありますが、新しい出会いや発見もたくさんあったこの一年。 

どれくらい長く続くかはわかりませんが、”コロナのせいで” と思うよりも、”今だからできること” を見つけて前向きに過ごしていきたいですね。 

【遊びの一口メモ】入れたり出したりが上手になる1歳ごろ

最後に、最近のウッディプッディのおもちゃを使ったわが家での遊びをご紹介します! 

1歳頃から、「はじめての食育 もぐもぐフルーツセット」でうさぎさんにフルーツを食べさせてあげるようになりました。 

入れたり出したりするのが上手になるこの時期。ママがお手本になってまずやってみると真似してお口に持っていってあげる姿が見られます! おままごと遊びへの第一歩♪ 

ライター:齊藤由佳子

保育士。おもちゃコンサルタント。一児の母。「あそびのマルシェ」において、親子で一緒に楽しめるおもちゃを使った遊び方を伝える。

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